2007年4月18日 (水)

折り返し

候補者へ
統一地方選挙後半戦も折り返し点を過ぎました。
疲れていませんか?
悲観的な状況に、意気消沈していませんか?

これを今、ご覧になっているのなら、十中八九、
【当選するひと、落選するひと】を読んでいると思います。
あれを読んで、今、立候補しているのなら、
それなりに【やる気】があるのではないでしょうか。
立候補を決意したあの日のことを思い出してください。
あのときの決意をもう一度、胸のなかでなんどかつぶやいてください。
今はやるしかないのです。
自分を、そして仲間を信じて、突っ走ってください。

しかし、支離滅裂な方向転換は自重してください。
まわりが戸惑います。
あなたは大金と人生を賭けて、この選挙に臨んでいるのでしょう。
しかし、選対のスタッフも多かれ、少なかれ、生活を、人生を犠牲にしてあなたを支えているのではないでしょうか。
仲間を信じること、それは有権者を信じることへとつながるのではないでしょうか。

選対スタッフへ
統一地方選挙後半戦も折り返し点を過ぎました。
疲れていませんか?
悲観的な状況に、意気消沈していませんか?

候補者の言動に辟易していませんか?

しかし、不満を爆発させるのは、もう少し待ってください。
候補者はわがままかもしれません。しかし、候補者は自らの資金と人生を賭けてこの選挙に臨んでいるはずです。
候補者のわがままを許すのはよくないかもしれません。
しかし、候補者の要望はなるべくかなえてあげてください。
もちろん、票を上乗せするための反論は大いに結構。
ただし、文句、愚痴は投票箱がしまってからにしてください。
それでも遅くはないですから

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2007年4月17日 (火)

これからが本番

統一地方選挙、後半戦の部もすでに序盤戦の三日が終了しました。

ここをご覧の方は、ほとんどがお若い新人候補の関係者でしょう。

若いということは武器になります。街頭演説や街宣の反応はいいかもしれません。

しかし!

しかしです。その状況に浮かれないでください。

市議会議員選挙では、浮動票が大きく動くということはめったにありません。

街頭活動での反応がそのまま票につながらないことだってあります。

また、楽勝気分でいると、「○×候補は当選確実。うちは苦戦しています。家族のうち、一票だけでもこちらにまわしてください」と他陣営から押し込まれて、気づいたら落選、ということだってあります。

もう一度、足元をしっかりと見て、声をかけ忘れているひとはいないか? あのひとは大丈夫だろうか? と再度、再々度の票固めをしっかりとしてください。

初日からずっとトラブル続きのあなた、気落ちしないでください。まだまだ時間はありませす。逆転の可能性は充分に残っています。

やれ、ポスター貼りの人員が急に休んだ、弁当の発注ができていない、街宣車が事故った……。少しずつ修正していけばいいのです。

苦しいのは、自分たちだけではありません。他の新人候補の事務所だって、ドタバタ劇を演じているかもしれません。ベテラン候補の事務所だって、ひょんなことから内部分裂をしているかもしれません。古い運動員が引越し等でいなくなって、てんやわんやかもしれません。

まずは落ち着いて、今、なにをすべきか、なにを優先すべきかをはっきりさせ、どしっと腰をすえて、明日を見据えてください。

選挙に必勝法はありません。

反対にいえば、どこかに逆転の糸口があるはずです。

あきらめるのは、投票箱がしまってからにしてください。

今は、まず、走ることです。ひたすらに

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2007年3月20日 (火)

フレーズのヒント

「目の前の赤信号は待っていれば、すぐに青信号に変わります。しかし、政治は待っているだけでは変わりません。※※(候補者の名前)とともに、明日の政治を変えましょう」
とある民主党の中堅議員(すでにベテラン?)の得意のフレーズですが、先日の某都知事選挙候補予定者の会見でよく似たフレーズを聞きました。

「明日の天気は変えられませんが、明日の政治は変えられます」


「わたしに出来ること、わたしにしか出来ないこと」
このフレーズ、某若い国会議員の会見で飛びだしたのですが、う~ん、よく使われるパターンなのでしょうか? 何度か過去に使ったことがあるんですよねえ

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2006年8月29日 (火)

市長選挙

基本的にここでは都市型の市議会議員選挙について語ってきましたが、【市長選挙】で検索してきているひとも少なからずいるので、少し、ふれてみたいと思います。

ネットで検索して情報を探しているようなひとは、多分、現職や大政党の支援を受ける予定の新人ではないと思います。

市民派、草の根、無党派で市長選挙に挑もうとするひと、無名の新人、素人選挙では、まず勝利は見込めません。やめておいたほうが無難です。

現職がどうしようもない無能だ、市政を正さなければならない。
あなたの正義感はわかります。しかし、それだけでは勝てないのです。

多くの市長選挙では投票率は30%をやっと越える程度です。
現職市長が汚職などで辞職した後、注目される出直し選挙でも、さほど投票率は伸びません。

普通に生活していて、ゴミの収集、地域の活性化といった一番、身近なのは市政です。市長が変われば、行政の姿勢が大きく変わるのも事実です。最近であれば、横浜市がいい例だと思います。また、反対に市長の姿勢によっては、市政がガタガタになるのも事実です。

しかし、一般有権者は市政に興味を示していない、市長が誰であろうと自分たちの生活はあまり変わらないと思っている。これが現実なのです。

自民、公明、民主、社民が現職、あるいは現職から後継指名を受けた新人に相乗りし、それに共産党の推薦候補者が挑む構図が多くの市長選挙で見られます(小沢党首の相乗り禁止令で、今後、民主党が独自候補を擁立する機会が増えるかもしれませんが、あっても県知事、指定都市どまりのように思います)。
たとえば、有権者10万人の市であれば、投票率30%なら、1万5千票獲得で当選です。実際には、オール与党候補が2万前後、共産候補が1万前後といったところでしょう。

ここに政党の支援を受けない新人が割って入れば、どうなるでしょうか?

オール与党候補の2万票はほぼ揺るぎません。
彼らは自分たちの組織の票をいかに固めるか、といった選挙を展開します。業界団体、労働組合、創●学●、議員の個人後援会です。
そうなると新人は新しく票を掘り起こすしかありません。投票率をあげるしかないのです。

しかし、一般有権者の目はなかなか市政には向きません。

現市政のどこに問題があるのか、そこを直すにはどうするのか、それにより市政はどうなるのか、市民の生活はどうなるのか、といった具体的でわかりやすいビジョンを提示し、それを広く知らしめる時間、方策がしっかりあれば、可能性は0ではないと思います。

市長が変われば市政が変わる。これは動かない事実なのです。

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2006年6月21日 (水)

候補者心理

今回は、候補者本人よりも周囲のひとに読んでもらいたいことです。

候補者にとって、選挙の当落は大袈裟にいえば、人生の別れ目です。個人事業主ならまだしも、会社務めと辞めての挑戦であれば、なおさらです。

たとえば、大学受験であれば、複数の学校を受験できます。そのすべてで失敗しても、一年後に期することもできます。

しかし、選挙は一回こっきりです(住民票を移したり、あるいは首長、国政とさまざまな選挙に挑むことは制度上、可能でしょうが)。落選となれば、長い期間と資金を投じてきたことがすべて無に帰するのです。次のチャンスは四年後です。四年後に再度、挑むにしても仕事、資金の問題が出てきます。

これだけは立候補してみないとわからないことですが、いい大人がとてつもなくナイーブになってしまう、それが選挙です。特に初めての選挙では、顕著にあらわれることが多いようです。

当選がどうにか見えてきているというのに、弱気になることもあります。
「あと一票」「あと一票」と候補者ひとりが焦って、まわりから浮いてしまうこともあります。
さらには、当選のためにと、選挙違反をしてしまいそうになることだってあります。

こういった状況への周囲のひとの対応ひとつでは、勝っている選挙が負け戦になりかねません。

たとえば、「朝立ちで他陣営と勢いの差がある。朝立ちの人数を増やしてくれ」と候補者が望めば、それはどうにか実現するべきだとわたしは考えます。

しかし、「危ない。百万円ほど配るしかない」と、重大な選挙違反を候補者が犯そうとした場合は、どんなことがあっても止めるべきだと考えます。たとえ当選しても買収が発覚すれば、当選が無効になるのはもちろん、政治家生命も絶たれかねません。

神経質になっている候補者をときには励まし、ときにはブレーキをかける。候補者が暴走しはじめたら、当選が大きく遠のいてしまいます。

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2006年6月20日 (火)

収支報告

選挙が終われば収支報告書を選挙管理委員会に提出しなければなりません。

いかにも経理、財務、会計の知識が必要そうに思えますが、誰にでもできることです。

選挙に関わるすべての入出金を人件費、食事費など項目ごとに仕分けし、領収書を添えて提出するだけです(ただし、1円からですから、作業は煩雑になるかもしれません)。

ひとつ、難しいとすれば、後援会の会計との切り分けです。

選挙直後に提出するのは、あくまで選挙に関する収支です。
立候補を決意し、そうそうに作ったパンフレットは後援会拡充のためです。すなわち、後援会の経費であって、選挙の費用ではありません。
また、選挙前に決起大会を行っていたとしても、それは後援会の集まりです。

ただし、切り分けが難しいところもあります。選挙のためにパソコンを新しく買って、後援会名簿の作成をした場合、究極の目的は選挙ですが、メインは後援会活動ととることもできます。また、ボールペンを一本、買ったとしても、後援会活動でも選挙活動でも使うことでしょう。

はっきり言って、このあたりはアバウトです。いかにその数字の裏のストーリーを作るかです。

選挙前から事務員を雇ったとしましょう。有能だから日当2万円を払いたくても、公職選挙法では事務員の日当には上限があります。しかし、それはあくまで選挙中です。後援会活動で雇う事務員にいくら支払おうと構いません(社会常識を逸脱するような金額であれば、なにかの疑いを持たれるかもしれませんが)。

もっと平たく言えば、このあたりは穴だらけです。
選挙の収支報告書はその内訳を1円から記さなければなりませんが、後援会の収支報告書では、領収書の添付、内訳の記載が必要なのは五万円以上の支出からです……。これ以上は……。

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2006年6月19日 (月)

選挙の翌日

開票が終われば、すべてが終わりというわけではありません。
お世話になったひとへの挨拶まわりの始まりです。

この挨拶の手抜きをしていると、すぐに「当選したとたんに横柄になった」とか「鼻が高くなった」とか言われてしまいます。
開票のときに一緒に万歳したひとでさえ、挨拶に来なかったというだけでヘソを曲げることもあります。

公職選挙法では、「自筆の信書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書を除くほか文書図画を頒布し又は掲示すること」、すなわち印刷物での挨拶状を禁止しています。

本人がまわっているあいだに、家族などが電話作戦で○だったところなどにお礼の電話をするのもひとつでしょう。

また、後援会報を早急に発行し、配付するのもいいかもしれません。(しかし、ここで当選の御礼を全面に出しすぎると、挨拶状の禁止にふれることもあります)

もちろん、落選しても挨拶は欠かせません。
四年後の次の選挙に向けての戦いはすでに始まっているのです。

もう立候補しないと決断したとしても、お世話になったひとのところをまわるのは、社会人としての常識だと思います。

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2006年6月16日 (金)

投票日

選挙は投票箱は閉まるまでは、どうなるかわかりません。

選挙運動はできませんが、「投票に行きましたか?」と投票に行くよう促す陣営もあります。
(いわゆる、【追いだし】です。電話作戦で感触がよかったところに電話します。×のところに電話すれば、他の候補者の票が増えかねません。難しいのが、どいう名義で電話するか、です。地域により、どこまで許されるかが微妙に違うようです。○×選挙事務所と候補者の名前を出しても問題ない場合もありますし、そういった電話をまったく認めない地域もあります。

ほとんどの地域で即日開票になっています。投票日の夜に当落の結果がでます。

夕方から夜にかけて、支援者が事務所に集まってくるでしょうから、事務所の外にひとがあふれると、近所の迷惑になるでしょうから、不要な机などを片づけ、少しでも多くのひとが入れるようにしておいたほうがいいでしょう。

市議会議員選挙の場合、国政選挙のようなテレビの特別番組はありません。地域のFM局があれば、なんらかの中継をするかもしれませんが、ほとんどの場合、開票状況は各陣営で把握しなければなりません。

多くの場合、開票作業は21時くらいから始まります。しかし、実際に票が出てくるのは22時くらいからです。市役所の前や開票所で15分から20分ごとに開票状況が発表されます。また、最近ではほとんどタイムラグなしで選挙管理委員会のホームページで発表されることも多いようです。

そういった状況ですから、NHKなりマスコミが当確をうつことはありません。上位であれば、開票がすべて終わる前に当選確実でしょうが、当落線上であれば、最終までわからないこともあります。

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2006年6月15日 (木)

最終日

土曜日の夜8時で選挙は終わりません。

街宣車でマイクを使えるのは20時までですが、選挙運動は土曜日の24時まで許されています。
夜遅くまで電話作戦を続けては、反対に票を減らしかねませんが、ほかにもやれることはあるはずです。

多くの投票所にはポスター掲示板があります。最後にこのポスターで確認してから投票するひともいます。ですから、投票所前のポスターだけでも、はがれていないか、確認にまわるのもいいと思います。


第132条 選挙事務所は、第129条(選挙運動の期間)の規定にかかわらず、選挙の当日においても、当該投票所を設けた場所の入口から300メートル以外の区域に限り、設置することができる。

都市部の選挙ではほとんどの場合、この300メートルの制限にひっかかります。
しかし、選挙事務所を閉鎖する必要はありません。公示の日の朝までと同じように看板に白い布をかけておけばいいのです。

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2006年6月14日 (水)

情報交換

運転手、ウグイス嬢、候補者からは、外での反応など、交代のたびにしっかりと確認しておきたいところです。

問題があるようであれば、修正が必要です。

はっきりいって、初めての選挙で初日からすべてがうまくいくなどめったにありません。日々、修正していくしかないのです。

また、1日の終わりには、幹部が集合して1日の反省、翌日の行程の確認をしておくべきです(いわゆる選対会議)。

問題はこのとき、候補者が出席するか、どうかです。

・候補者の選挙なのですから候補者も出席
・候補者は休養が必要。候補者は欠席

ともに正解だと思います。
しかし、日付が変わる時間まで続くようであれば、候補者は要点、要望だけを出して、早々に帰ったほうがいいでしょう。

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期日前投票

以前は不在者投票と言われていました。投票日以前に投票ができる制度です。

制度改正以前は、不在者投票に行くと、なぜ、投票に行けないのか、しつこく質問されました。

しかし、今は「レジャーでし」ですんなり認められます。
また、市役所以外の出張所のようなところでも期日前投票ができることもあります。

選挙管理委員会に期日前投票を呼びかけるチラシを置いていることもあります。

この期日前投票を利用しない手はありません。

期日前投票の利点
・「投票する」と言っていたひとが投票日当日、急な用や天候不順で投票に行けなくなることがない。
・投票してしまえば、その票は他陣営にひっくりかえされることはない。

電話作戦などでも、感触がいいひとには期日前投票をすすめるのもいいと思います。

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食事

公職選挙法第139条 何人も、選挙運動に関し、いかなる名義をもつてするを問わず、飲食物(湯茶及びこれに伴い通常用いられる程度の菓子を除く。)を提供することができない。ただし、選挙運動に従事する者及び選挙運動のために使用する労務者に対し、公職の候補者1人について、当該選挙の選挙運動の期間中、政令で定める弁当料の額(現行千円)の範囲内で、かつ、両者を通じて15人分(45食分)に、当該選挙につき選挙の期日の公示又は告示のあつた日からその選挙の期日の前日までの期間の日数を乗じて得た数分を超えない範囲内で、選挙事務所において食事するために提供する弁当(選挙運動に従事する者及び選挙運動のために使用する労務者が携行するために提供された弁当を含む。)については、この限りでない。

政令指定都市以外の市議会議員の選挙の場合
千円以下の弁当を
15食×3(朝・昼・夜)×7日=315食分、運動員らに出すことができるのです。

どうしても弁当だと揚げ物が多くなり、それが何日も続けば、食傷気味になります。そのあたりのメニューは考えたいところです。

どうせ支払うお金ですから、有効に使いたいというのもあります。
料理店によっては、頼めばお弁当を作ってくれるところもあるでしょう。そういうところへお願いすれば、票につながることもあるかもしれません。

一部、HP上では、炊き出しは禁止されている旨のことが書かれていましたので、総務省に確認してみました。
1食あたりの経費、出す数の制限を守り、その材料費をしっかりと収支報告にのせるのであれば問題ないとのことです。

しかし、調理、洗い物の手数、台所の設備などを考えれば、市議会議員選挙の場合は弁当でいいと思います。

また、朝食、特に街宣車の乗員は、できれば朝食は自宅で済ませておいて欲しいところです。
街宣車のなかにおにぎりをのせておくのもいいかもしれませんが、日もちしません。暑い日であれば、腐っているかもとの疑念も出てきます。
ですから、ゼリー状食品がいいのでは、と思っています。

あと、気をつけなければならないのが食中毒です。
もったいないからと、前日にあまった弁当を食べるのは、ひかえるべきです。
議員のたまごたる候補者が食べ物を粗末にしてはいけない、というのもあるでしょうが、選挙中、まずは健康が第一です。それは候補者に限ったことではありません。運動員、支援者がいくらでもいるなら別ですが、市議会議員選挙の場合、ひとりが欠けると大きな穴になるはずです。

はっきり言ってしまえば、1週間の選挙戦が終わってからならいくらでも寝込んでも、倒れても結構です。しかし、選挙戦をのりきれるようにだけはしてください。

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2006年6月13日 (火)

電話作戦

「山本様のお宅でしょうか。こちらは橋本正也様からご紹介いただきお電話させていただいています○×選挙事務所です。△月□日の市議会議員選挙には、なにとぞ○×をお願いします」

こんな電話がかかってきたこがありませんか?

国政選挙になれば、数十台の電話を並べて1日中、電話をかけ続けます。

市議会議員選挙の場合は数台でいいと思います。

ここで必要になるのが名簿です。
名簿の整理がいいかげんだと、同じところに何度もかけてしまい、反感をかいかねません。

名簿ソフトから出力するときには、電話番号でソートしてからのほうがいいでしょう。
「※※様から紹介いただき」と言えるよう、紹介者、関係を一緒に出力するのはもちろんですが、住所も見えるようにしておいたほうがいいです。近くで街頭演説があるときには、何時からだとお報せができます。

電話作戦の電話の横には、筆記具、名簿とともに候補者の経歴、政策がわかる書類も置いておくべきです。具体的には、後援会パンフレットと選挙公報のコピーでいいしょう。先方から質問があってもすぐに答えられます。また、何度も同じ質問があるようであれば、それに対する回答例も添えてあれば、なおいいでしょう。
もし、答えられない質問があったら、無視せず、わかる者にかわるなり、折り返し電話するほうが、誠意が伝わると思います。

数台の電話を並べての作業ですから、隣の声で電話の声が聞き取れないこともあります。隣との間についたてを立てるだけでかなり変わってきます。

さて、この電話作戦の意味はなんでしょうか?

電話1本で票になれば、安いものです。なかには、それまで知らなかった候補者に入れてくれるひともいますが、メインは確認作業です。
電話での念押し、さらには、相手の返答により感触を得ることが重要です。

電話を1本かけるごとに、その反応を○、△、×、留守を記入していき、○が目標の票数に届けば、かなり当選は見えてきます。
ですから、名簿は集めるだけでなく、選挙前に様々なアプローチが必要なのです。

電話作戦は選挙活動ですから、最終日の24時まで続けられますが、社会常識で許される時間帯にかけるべきです。台所仕事で忙しい時間、早朝や深夜にかけては反対に票を減らしかねません。

なお、電話かけも選挙運動ですから、電話かけをしてくれたひとに賃金を支払うと【選挙違反】になるので注意してください。

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銀輪部隊

自転車遊説です。

自転車には、徒歩遊説同様、有権者との距離が近い、細いところまで行けるという利点であります。

さらには、徒歩にはない機動性もあります。

ハンドマイクを使わず、メガフォンだけで数台の自転車でまわれば、街宣車が2台あるかのような効果があります。

自転車遊説のときにも、【街頭演説標記】は携行しておいたほうがいいでしょう。

自転車だとタスキをしていても、候補者本人と気づかれないないこともあります。
(総理を狙う男・河村たかし氏がやっていた映像を見たことありますが)【本人】と大きく染めぬいたノボリを自転車につけるのもありかもしれません。

また、街宣車の前を候補者が自転車で走れば、若さ、活力をアピールするパフォーマンスにもなります。
その場合には、ヘッドセットタイプのワイヤレスマイクを準備しておけば、自転車に乗りながら、遊説もできます。

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徒歩遊説

モモタローともいわれます。
ノボリを掲げ、ハンドマイクを手にウグイス嬢、何人かの運動員とともに商店街を練り歩く姿が、キジ、サル、イヌを従える桃太郎を連想するからでしょう。

徒歩のメリットは細い路地でもどこでも入っていけるところです。
そして、なにより、街宣車と違って、有権者との距離が近いことです。

ですから、基盤となる地域があるならば、半日くらいかけて徒歩遊説するのもひとつの手だと思います。

徒歩遊説のときに気をつけないといけないのが、まず、これが街頭演説ととられる可能性があるので、【街頭演説標記】を携行することです。

また、ハンドマイクを使う場合は街宣車の音響はオフにし、【拡声器標記】も携行しなければなりません。

公職選挙法では、ひとつの陣営が屋外で使える拡声器は1セットまでと規定されています。

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個人演説会

市議会議員選挙ではホールを借りきっての個人演説会まではする必要はありませんが、コミュニティセンターなどで数十〜百人規模のものはやってもいいかもしれません。
(決起大会のところでふれましたが、動員の自信がなければ、やらないほうが無難です)

公共施設の一部は、選挙中、無料で借りることができます。どこが借りられるかは、説明会のときに資料が配付されると思います。

ただし、これらの施設は選挙が始まってからでないと正式な申し込みができません。また、申し込みから2日後でないと使えません。ですから、市議会議員選挙の場合、火曜日以降でないとできません。

また、申し込んでも他陣営と重なれば抽選ということにもなります。

選挙中は、選挙ハガキ以外は郵送できません。また、ビラも配付できません。
ですから、口頭や電話での連絡しかできないわけです。

後援会がしっかりと固まっていない新人候補にとって、個人演説会の開催、成功はかなりハードルが高いと思われます。

なお、個人演説会の会場には、273センチ×73センチ以下の大きさの看板をかかげることができます。
トラックでないと運べない大きさです。
もし、作るならば、蝶番で半分にたためるようにしておけば、乗用車でも運べて便利です。

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駅立ちの穴場

最近ではかなりポピュラーになってきたのですが、夜8時以降、駅前に立つのもひとつの手段です。

夜8時以降ですから、もちろん、マイクは使えません。
しかし、朝と違って、帰りであれば、少しは足を止めてくれることもあります。終電近くまで立っていれば、「こんな時間まで頑張っているのか」と思ってくれることもあるかもしれません。

ただし、地域によっては、まったくといっていいほど効果がないこともありますので、ご留意を。

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朝立の穴場

朝の駅頭はやっておくべきだと思います。しかし、毎日、することもないかもしれません。もっと効果的な場所があるならば。

駅へバスで向かうひとが多いなら、バス停をずっとまわるのもいいかもしれません。

もうひとつ有効なのが、幼稚園、保育園です。

特に都会では、親の送り迎えが絶対のようになっていますから、幼稚園や保育園の前にいれば、父兄に確実にコンタクトがとれるようになります。

いかにひとが集まるところへ行くか、アイデアをしぼれば、まだまだ穴場はあるかもしれません。

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朝立ち

選挙中はマイクが使えるのが朝8時からですから、駅頭での朝立ちは、選挙前とは異なります。

朝8時までは、マイクを使わず、運動員とともにずらりと並んで駅に向かうひとたちに「おはようございます、○×です」と挨拶するのが一般的です。それまで朝立ちしていなくても、多くの陣営が駅に姿を見せることでしょう。

こうなってしまえば、効果は薄いかもしれません。
しかし、サラリーマンなど選挙区外へ勤務しているひととの接点はここだけですから、1票、2票の積み上げには欠かせないものだと思います。

また、多くの陣営が来るため、場所とりが熾烈になることもあります。7時に駅に集合では、端のほうしか場所が残っていないという事態もあるのです。

マイクが使えるのは8時からです。
駅によってはピークを過ぎてしまっていて、それ以上、残っている必要もない場合もあります。

まだ、ひとが多いようであれば、駅頭で演説することになりますが、その場合、他陣営と音が重なってはどちらにとってもいいことではありません。
このあたり、地域により差があると思うのですが、多くの場合は話しあいで時間を区切ることが多いようです。そのとき、もっとも発言権があるのは、最初に来た陣営のことが多いようです。

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徒歩遊説

モモタローともいわれます。
ノボリを掲げ、ハンドマイクを手にウグイス嬢、何人かの運動員とともに商店街を練り歩く姿が、キジ、サル、イヌを従える桃太郎を連想するからでしょう。

徒歩のメリットは細い路地でもどこでも入っていけるところです。
そして、なにより、街宣車と違って、有権者との距離が近いことです。

ですから、基盤となる地域があるならば、半日くらいかけて徒歩遊説するのもひとつの手だと思います。

徒歩遊説のときに気をつけないといけないのが、まず、これが街頭演説ととられる可能性があるので、【街頭演説標記】を携行することです。

また、ハンドマイクを使う場合は街宣車の音響はオフにし、【拡声器標記】も携行しなければなりません。

公職選挙法では、ひとつの陣営が屋外で使える拡声器は1セットまでと規定されています。

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2006年6月12日 (月)

街宣車の運行

何時何分に○△町、そこを15分、まわって×□ヶ丘へ、とか、あるいは、その日の街宣車のルートを地図に書き込むというのもひとつの手です。しかし、細かく決めすぎるとフレキシブルに動けなくなります。

選挙区を4〜8程度に分割し、時間帯で割り振るのもいいと思います。
ただし、その場合は、同一地域内でも何度も通ったところとまったく通ってないところができないよう、毎回、運転手からどのルートを走ったかの報告を受ける必要があります。

また、鉄道の高架下など、背の高い街宣車では通れないところがあるならば、運転手に完全に把握させておいてください。

街宣車の運行は朝の8時から夜の8時までです。しかし、これはあくまで音を出せる時間です。夜8時ちょうどに事務所に戻ってくる必要はありません。
ですから、事務所から遠いところで8時となり、そこから音を消して帰ってくるのが、効果的な運行になると思います。

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スケジュール

4
これは典型的な選挙中のスケジュール表です。
まず、大切なことは、ひと目で、いつ、誰が、なにをするか、がはっきりとわかるようにすることです。
それさえおさえておけば、このサンプルにこだわることなく、自分たちのスタイルにあったものでいいと思います。

さて、街宣車の運行で1番、重要なのは停めないということです。
もったいない、という考えもあるますが、街宣車が選挙事務所の前に1時間も2時間も停車していると、「あそこは体制ができていない」と見えます。ですから、乗員の交代は速やかにしたいものです。

サンプルのスケジュール表の12時のところでウグイス嬢の交代が入っています。
ここでは一度、事務所に帰って、という形をとっています。事務所での交代は確実です。また、なんらかのトラブルがあっても、対処をしやすくなります。
しかし、事務所に帰ってばかりいると、運行ルートが制限されてきます。下手をすると事務所周辺ばかりまわって、事務所から遠い地区が手薄になりかねません(特定地域での集票が念頭にあるならば、それでもいいのでsyが)。特に選挙区が広いさらに顕著になってしまいます。

ですから、13時の運転手交代のように、街宣車と交代要員が街頭演説の現地やわかりやすい場所で合流して交代する、ということも考えるべきでしょう。
この場合、街宣車、交代要員、ともにスケジュールを完全に把握していないと、合流できないといったトラブルを招くことになります。

選挙区の事情を鑑み、どちらが適しているかを考えてください。

また、なんらかのトラブルで街宣車を長時間、停めなければならないときは、シャッターのある駐車場に入れるなどして隠してしまうのもひとつの手です。

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2006年6月11日 (日)

選挙初日

 7:50 届け出担当(二人)は届け出へ
 8:30 届け出開始
      ポスターの番号決定。届け出担当は事務所へ連絡
      ポスター貼りの番号を事務所から各自へ連絡
      ポスター貼り開始
      出陣式の準備(司会者との打合わせ・受付設営)
 9時前後 七つ道具、事務所到着
      標記の確認
      事務所、街宣車の看板の白布をはずす
      出陣式の受付の開始
 9:30 出陣式
10:00 出陣

以降はほぼ毎日、同じですが、初日はできれば、街宣車は選挙区内全部(飛び地などがある場合は除外)を一通りまわるようにしてください。

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出陣式

出陣式は絶対ではありませんが、一週間の選挙戦に勢いをつけるためにはやっておいていいと思います。

さて、出陣式ですが、問題は時間です。

8時30分から届け出の受付が始まります。届け出順が遅ければ、9時近くになってしまいます。そこから標記といったいわゆる七つ道具を持って帰ることになります。

ですから、早くて9時30分から、ということになると思います。ただ、七つ道具が届いても、ほとんどの場合、そこに候補者の名前を記入しなければなりません。できれば、時間的余裕が欲しいところです。

また、ポスター貼りに行っているひちたちが帰ってこられる時間設定のほうがいいと思います。

それと、親交のある県議、国会議員の出席を希望するなら、先方との調整も必要です。

なお、出陣式の内容は決起大会とあまり変わりません。最後、バンバロー・コールの後、拍手のなか、街宣車に乗り込んで出陣というのが通常の形です。ですから、運転手などは式が始まる前からスタンバイしておく必要があります。

できれば、出陣式は30分以内に終えたいところです。

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2006年6月10日 (土)

県会議員選挙中

選挙中は政治活動、後援会活動は制限されます。
これは、自らの選挙のときのことだけではなく、ほかの選挙が行われているときのことも含まれます。

すなわち、統一地方選挙の場合、前半の県会議員選挙が行われるなら、それも含まれます。

選挙区で県会議員選挙が行われている間、その選挙の候補者でないものが街頭演説をしたり、街宣車を運行されることはできません(県会議員選挙の応援として街頭演説に同席したり、県会議員候補の街宣車に同乗することは問題ありません)。

では、この間、なにをするべきか?

まずは、しっかりと事務関係の仕事を進めるべきでしょう。また、この期間を利用して選挙ハガキの回収にまわるのもいいかもしれません(ハガキの配付となると後援会の拡大活動にもとれるのであまりお薦めできません)。

また、親交がある県会議員候補がいるなら、1日でも2日でも選挙の手伝いをするのもいいと思います。

応援という意味あいもありますが、なにより、選挙を実際に見ておけば、自分の選挙に大きなプラスになるはずです。
電話作戦を担当するひと、ウグイス嬢も過去に経験がないのなら、この機会に経験を積んでおけば、本番がすごく楽になるはずです。

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2006年6月 9日 (金)

事前審査

多くの場合、説明会の1〜2週間後、届け出書類の事前審査が行われます。

これは打ちあわせ程度ではありません。本番同様の書類が必要です。

というのも、届け出に必要な書類をすべて確認して、完全なものにするため審査だからです。
この審査を通過すれば、書類は封印され、届け出のときにそれを提出するだけになります。
届け出当日に、書類に不備があれば、届け出事務が滞ることになります。それを防ぐためのものです。

ですから、届け出書類だけでなく、住民票、戸籍謄本、供託証明書といった書類も事前審査までに準備しておく必要があります。

届け出書類を記入するにあたって、日付をいつにするべきか、候補者の名前の欄は漢字でかくべきか、ポスターと同じひらがな混じりで書くべきか、と迷うことがいくつも出てくると思います。

そのようなときは、悩む必要はありません。気がねなく選挙管理委員会に問い合わせてください。
立候補の事務がつつがなく終わること、それは、候補者だけでなく選挙管理委員会も望んでいることです。丁寧に返答してくれるはずです。

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立候補予定者説明会

Q&Аで少しふれましたが、選挙の数週間から一ヶ月前に、選挙管理委員会が立候補予定者の説明会が開きます。後援会の設立届などを参考に案内が送られます。

この説明会には必ず出席してください。
多くの場合、各陣営、出席はふたりまでと制限されるますが、できれば、複数で出席してください。ひとりの耳よりもふたりの耳のほうが聞き漏らしが少ないはずです。

ただし、候補者本人は出席しないほうがいいでしょう。

選挙直前で、候補者は走り回っている時期です。説明会に出席している時間はないはずです。候補者が出席していれば、「あそこはひとがいない」とか「候補者本人が暇にしている」と見られ、そこに尾ひれがついて変な噂になりかねません。

なにより、本人が聞く必要のない、聞いても意味がない話がほとんどなのです。

説明会での話はどれも重要なことです。しかし、それは選挙における実務的、事務的なことがほとんどです。事務的なことはすべて、信頼できるひとに任せ、候補者本人は票のために走り回るべきです。

なお、このとき多くの資料が配付されます。
どれも、届け出などに必要なものですから、しっかりと保管してください。

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ウグイス嬢の基本パターン

初日「本日、届け出を済ませ、立候補のご挨拶にうかがいました」

他陣営の事務所前「事務所前、失礼します。○×候補のご健闘をお祈りいたします」
(街宣車がすれ違うときも、「○×候補のご健闘をお祈りいたします」と)

また、うしろに車が並んでしまった場合は、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」のひと言が欲しいところです。

基本は誠実だと思います。
選挙だからなにをやってもいい、のではなく、選挙だからこそ気を使うべきです。

終盤、泣きを入れるというパターンが多いようですが、最近は、あえてそうしないひとも増えてきています。終盤の泣きは絶対ではないと思います。

なお、原稿は事前に全員の手に渡るようにしてください。
事前に読み込み、基本的なパターンは完全に暗記しておいて欲しいところです。

また、選挙までに一度、顔あわせ、読みあわせをしておけば、その時点で問題点を洗い出せますし、以降、意志の疎通もやりやすくなるはずです。

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2006年6月 8日 (木)

ウグイス原稿

街宣車はうるさい、そう思うひとは多いと思います。

なぜでしょうか?

名前の連呼、お願いします、市政の壇上へと、誰もが同じことを言っていれば、うるさく思うのも仕方ないと思います。

興味がないものに対しては誰もがうるさく感じるものです。

反対に言えば、興味をひくような原稿にすればいいのです。

しかし、長い原稿では、候補者の名前が届く前に街宣車はどこかに行ってしまいます。

いかにコンパクトに候補者の政策やひととなりをまとめるかが肝心です。

また、

А:財政改革に取り組む
B:選挙一郎
А:入札制度を見直す
B:選挙一郎
А:選挙、選挙
АB:選挙一郎
А:選挙一郎は市政改革に全力投球します。

とかけあいをするのもひとつの手段です。

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ウグイス嬢

プロである必要はありません。プロはそれは上手いです。よどみなく原稿を読み上げます。

ですが、1番大切なことは候補者を当選させようという思いです。これさえあれば、初めてでも気持ちが伝わるアナウンスができるはずです。

しかし、運転手と同様、まずは朝8時から夜8時までの間の人員を確保することが先決です。
まわりで確保できないようであれば、早めに手配するべきです。

最近、プロのひとは、8時から午後2時、午後2時から夜8時までのそれぞれ6時間の二交代が主流のようですが、初心者だとノドが持ちません。3~4時間をめどに交代するようなシフトにするべきでしょう。

初心者の1番の問題は声が出ないことです。
腹式呼吸の訓練をする時間もありません。

そういうときは、大きめな道をはさんで会話する練習をしてみるのもひとつです。

そして、重要なのことは、ただ単に原稿を読み上げるのではなく、誰かに言葉を伝えようとする姿勢です。歩行者に話しかけるつもりでやってみてください。慣れてくれば、ひとがいなくても、同じようにできるようになるはずです。

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街宣車の乗員

基本は、候補者、運転手、ウグイス嬢が2~3人ですが、人員に余裕があれば、ひとり、街宣の責任者が乗り込めれば、現場での対応がやりやすくなります。

また、候補者が食事や集会で降りている時間帯には、候補者の家族の誰かが乗るのもひとつです。

のろのろ運転で楽だろうと思えるところですが、街宣車の運転はかなり疲れます。常に前後の車に気をつけ、迷いそうな裏路地まで入っていけば、疲れないほうが不思議です。

ですから、できれば、2交代から4交代でまわしたいところです。

どのようなひとに運転してもらうか。

何十年、同じ市に住んでいても、自分の生活範囲以外の地域はさほど詳しくないものです。
何人かでローテーションでまわし、詳しい地域を重点的にまわってもらうのもひとつの手ですが、運行日程を作るのが、かなり大変なことになります。

しかし、1番大切なことは、朝8時から夜の8時まで休むことなく街宣車を運行できるよう、運転手を確保することです。

個人タクシーの運転手、あるいはタクシー会社のОBにお願いするのもひとつです。

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2006年6月 7日 (水)

街宣車の備品

・街頭宣伝車表記(届け出の際に選管から受け取ります)
・拡声器表記(届け出の際に選管から受け取ります)
・街頭演説表記(届け出の際に選管から受け取ります)
・車上運動員腕章(届け出の際に選管から受け取ります。ウグイス嬢の交代はすべて事務所で行うなら、事務所での保管でもいいですが、乗せておけば、対応できるケースが広がると思います)
・タスキ(候補者が常に肌身離さず持っておくのもいいですが、一本、予備でのせておけば安心でしょう)
・ガソリン(毎晩、事務所に帰ってきたら、まず、給油をするようにしてください)
・バッテリー(音響用のバッテリーが別系統になっていることがほとんどです。どのくらいもつか、業者に確認しておいてください。予備を積んでおけば安心でしょう。バッテリーの充電には時間がかかります。消耗が激しいのであれば、充電のためのローテイション用にさらに一本、準備したほうがいいかもしれません)
・頭上注意の注意書き(街宣車は背が高いのです。高架下などで上部をひっかけてしまうことがありますから、常に運転手の注意を喚起したいところです。何メートル以下のところは通れないと大きく書いておいてください)
・携帯電話(運転手個人のものでもいいのですが、専用の電話を準備しておけば、事務所から街宣車に連絡をとるときに、混乱が少ないと思います。また、ハンドフリーができるイヤホンもあればいいでしょう。街宣車のなかは意外にうるさいものです。街宣車からの連絡用に緊急連絡先がわかるようにしておくのもいいでしょう)
・時計(多くの車にはダッシュボードに時計がありますが、後部座席からは見えにくいものです)
・地図
・スケジュール表
・マイク
・メガフォン
・電池(ワイヤレスマイク、メガフォンの電池の予備)
・ポスター(街宣中に補修が必要なポスターを見つけることもありますので)
・雨具(カサとカッパ、両方があれば安心です)
・クーラーボックス(ゼリー状食品、飲料、おしぼり)
・バスタオル(雨の場合はもちろんですが、肌寒いときにはウグイス嬢がひざ掛けとしても使えます)
・ノド飴
・筆記具
・メモ用紙
・テッシュ・ペーパー
・ゴミ袋
・ウグイス原稿
・懐中電灯
・酔い止め薬
・白手袋
 etc

これらをチェックリストにして、毎晩、確認しておけば、翌朝、どたばたすることが少ないと思います。

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街宣車選び

レンタルにせよ、リースにせよ、どのような車を選ぶかが最初の問題です。

普通のセダン・タイプの乗用車を使うひともいます。街宣車は放送だけをしてまわるとわりきるなら、これでもかまいません。
しかし、有権者を見つけては、街宣車を飛びだすような活動的な選挙戦を想定するなら、ワンボックス系のほうがいいと思います。車高が高いワンボックス・カーのほうが乗り降りがしやすいようです。ただし、最近のワンボックスカーは、後部座席の窓が開かない場合が多いので気をつけてください。窓を全開にして元気よく手をふるのは選挙の基本です。

次に大きさです。
細い路地が多い地域では軽四のほうがいいかもしれません。しかし、坂が多い地域では軽四ではきつかもしれません。看板、音響システムと重い状況でさらに運転手、候補者、ウグイス嬢が乗り込むのですから。

また、看板のなかに蛍光灯を入れると行灯ととられることがありますので、照明をどうするかは、しっかりと確認してください。(看板と看板の間に数センチの隙間を作れば行灯ではないと考える地域もあります)

なお、街宣車の看板も選挙事務所の看板と考え方は同じです。選挙前から候補者の名前を大きく掲げることができません。届け出が終わるまでは、白い布をかけておいてください。

説明会でも話が出ると思いますが、ほとんどの場合、選挙前に地元警察での検査が必要になります。車検証の確認や看板の大きさと大袈裟な検査ではありませんが、場合によっては積載外の申請が必要になりますので留意してください。

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街宣車

まず、最初に考えないといけないのが、街宣車を自分で購入するか、レンタルするか、です。

自分で購入すれば、好きな色にできますし、小さな部分までこだわりをもって街宣車を作ることができます。

しかし、購入となると安くはありません。ベースとなる車両を中古車にしても数十万円、新車なら百万円、二百万円とかかります。さらに看板、音響システムが必要になります。数百ワットの出力があるシステムを選べば、百万円を越えることになります。

さらには、駐車場、車検、保険料とランニングコストもかかります。

当選後、頻繁に街頭演説をするというなら、まだ、それだけの価値はあるかもしれませんが、はたして日頃の活動として、街頭演説に街宣車が必要なのか、じっくり考えてください。ずっと車庫で眠っているようであれば、使っている場合よりもあちこちにガタがくることも多いので修理費もかさみます。
メガフォンだけで充分だというなら、無理をすることはないと思います。

それでも自分の街宣車を持ちたいというひとは、業者の選択は慎重にしてください。
上に看板をつけ、さらには重いスピーカーをいくつもつけるので、しっかりと土台を作らないと、ガタつくだけでなく、事故のもとになります。

レンタルの場合、レンタカー業者、レンタル・リース業者が看板、音響までセットで準備してくれることが多いようです。統一地方選挙となれば、全国で貸しだしになるので、早めに手配したほうが安心でしょう。

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選挙公報

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【選挙の記録】のページをめくってみてください。新聞広告のように候補者の名前と政策を記したページがありませんか? これが選挙公報です。

公報は選挙管理委員会により、選挙区内の全戸に配付されます。新聞折り込みの場合もありますが、ポスティングされる場合もあります。

各候補者は、届け出の際に原稿とともに申し込むのですが、印刷作業の円滑化のため、実際には原稿だけは事前に提出することが多いようです。

この原稿をどのようにして作るか?

説明会のときに台紙が配付されます。
なかには、この台紙に手書きするひともいますが、ほとんどが印刷屋さんでレイアウトしてもらいます。

紙焼きを作り、それを台紙に貼り付けてもらうのです。

びっしりと政策を書きたくなるかもしれませんが、小さな文字が並んでいると、よほど暇でないと読む気になれません。簡潔に、かつ内容のあるものを目指したいところです。

なお、写真の取り扱いをどうするかの確認はしっかりしておいてください。

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2006年6月 6日 (火)

選挙ハガキの裏技

この裏技を実践したひとをまだ見たことがないことをまず、最初に断っておきます。

前項でふれたように、ハガキですから、そこに入れられる情報は限られてきます。それを補う方法はないのでしょうか?

ハガキでの請求書を受け取ったことはありませんか?
そうです、ラミネートで圧着されたあれです。「ここからはがしてくだい」とハガキの隅に書いてあるあれです。
あの手法を使えば、情報量が格段に向上します。

公職選挙法にも、ハガキと書いてあるだけで、ラミネート加工を禁止する事項は見当たりません。

ただし、1枚あたりのコストが跳ね上がります。

また、ハガキの協力をお願いした先でも、必ずはがして見るひとが出てきますから、余分な枚数がさらに増えます。

最後にもう一度、書いておきますが、この裏技を実践したひとをわたしはまだ見たことがありません。

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選挙ハガキ

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選挙期間中、唯一、発送できるのがこの選挙ハガキです。
指定都市以外の市議会議員選挙の場合は2000枚の発送ができます。

送料はなんと無料です。
届け出の際にもらえる書類とともに郵便局に持ち込めばいいだけです。

反対にいうと、ポストに投函してはいけないのです。このことはしっかりと留意してください。

ハガキですから、そこに入れられる情報量は限られてきます。
裏面に写真と名前、スローガンを、党の推薦、公認がある場合は宛名の下の部分に党の幹部や地元の国会議員、県会議員の名前を推薦者として連ねるのが通常です。(推薦人になってもらう場合は、必ず、先方の了承を得てください。無断で使うとトラブルになることもあります)

左上の部分には郵便局で選挙ハガキである旨の印が捺されますので、宛名などがかからないようにしてください。

このハガキの活用方法でもっとも効果的なのはどのようなものでしょうか?

送料が無料ですから、送らない手はありません。
しかし、名簿ソフトで宛名シールで打ちだしての発送でも△です。

1番いいのは、二千人のひとに1枚ずつ、知りあい宛に書いてもらい、それを回収して郵便局に持ち込むことです。書いてくれたひとは、ほぼ投票にも行ってくれるでしょう。これで二千票を確保できます。

ですが、さすがに二千人のひとに書いてもらって、回収というのは物理的に無理でしょう。

ただし、やはりパソコンから打ちだされたものより、しっかりと手書きしてもらったほうが、受け取ったひとも気持ちいいのではないでしょうか? 宛名の下に四角く欄をつくり、そのひとの名前とひと言を書いてもらえれば、さらに効果があがるのではないでしょうか?

ひとりで何百枚も書いてくれるひとがいれば、それはありがたいです。しかし、それだけの枚数になると、関係の薄いひとも多くなってきます。

200人くらいのひとに十枚ずつ書いてもらうのが妥協点だと思います。

ですから、七人の仲間は、何十枚も書くことよりも、10枚のハガキを書いてくれるようお願いしてまわるほうがいいのです。
ただし、前出のように、ポストには入れてはいけませんから、ハガキの協力をお願いするときには、注意書きを添えるのが親切だと思います。

また、電話作戦との立体的な展開をするために、ハガキと一緒に名簿を出してもらえば、効果はさらにあがるはずです。

知りあいの知りあいからさらに知りあいへと支援の輪が広がるようにしていければ、当選は近づくのです。

しかし、配ったハガキが100%、回収できるはずがありません。ですから、ハガキは4000枚とか、5000枚と余裕を持って刷っておきたいところです。

また、2000枚を回収しきれなかったときのために、いつでも宛名シールを打ちだせるよう準備しておくべきです。

郵便局からは火曜日とか水曜日には局に持ち込んで欲しいという話が出てくるかもしれません。
時間に余裕があれば、宛先の重複がないか、確認するのもいいでしょう。ただ、この場合、誰が書いてくれたハガキを優先するか、の問題がでてきます。ケース・バイ・ケースですが、ふたりの名前を連記するのもいいかもしれません。

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当日のポスター貼り

標準的なケースでいけば、公示日の朝、8時30分から届け出が始まります。
本来は、来た順番が届け出順になります。しかし、どの陣営も8時前後には届け出場所に来ていますので、届け出順はクジでの抽選となります。これが8時20分とか、8時25分です。
予備抽選、本抽選との二回のクジが行われることが多いです。本抽選のクジをひく順番を予備抽選で決め、その順番で本抽選をして届け出の順番が決まります。予備抽選で1番を引いたからと、慌てて事務所に連絡してはいけません。
多くの場合、この届け出順が掲示板の場所となります。
(このあたり、説明会、事前審査のときに、しっかりと確認しておいてください)

この番号を事務所に連絡し、それを一斉に貼ってくれるひとに連絡することになります。

この番号が間違って伝わると、ほかの候補者のところに貼ってしまったりと、トラブルになります。2度、3度、復唱して、正確に伝えましょう。

50人とか100人に連絡する場合、それだけで時間がかかってしまいますから、事前に連絡網を作っておけば、早く情報が伝達できます。
また、携帯電話にメールをすれば、早く、かつ聞き間違いがなく番号が伝わります。
ただし、携帯電話へのメールの場合、スパムメール対策でPCからのメールの着信拒否の設定をしているひとも多いので、事前のテストはしっかりしておいてください。

また、貼り終えた時点で、その報告を事務所にしてもらうようにしておけば、安心かと思います。

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ポスター貼りの準備

掲示板がどこにあるのか、その資料は選管からもらえます。事前審査のときに配付するケースが多いようです。

この資料が地域によっては大きく異なります。
掲示板ごとに詳しい地図を作成するところもあれば、青焼きの大きな地図に掲示板の位置をプロットしている場合もあります。

問題は後者の場合です。
ポスター貼りの人員分だけのコピーを作らないとなりません。同じ大きさのものにコピーする必要はありません。担当の地域を拡大して見やすくしておいたほうがいいでしょう。ただし、そこが全体のどこなのかがわかるよう、担当地域を塗った市全体の地図をつけておくほうが親切です。
青焼きの地図だと、いい目標物がなかなかないこともあります。時間に余裕があれば、住宅地図でわかりやすいものを作っておけば、貼るひとはさらに楽になるはずです。

地図ができれば、あとは各チームごとにセットをつくるだけです。
セット内容
 ・地図(所在地を示す資料もあるならば、それも)
 ・ポスター(担当枚数だけではなく、2枚くらい予備をいれておいてください)
 ・画鋲(裏面全面シールだとまずはがれることはありませんが、念のために四隅と各辺の中央の8ヶ所をとめておいたほうがいいでしょう。巨大なホッチキスのようなタッカーという便利なものもあります)
 ・雑巾(当日、雨で掲示板が濡れていると裏面のノリがつきにくくなります。そのときは貼る前に雑巾でふいてから貼れば、はがれにくくなります。また、乾いた雑巾で表面をなでるようにして貼れば、しわなく貼れます)
 ・ポスターの貼り方の説明書(当日は、8時30分前後に掲示板の位置が決まります。そこから各人に連絡するわけですが、連絡漏れもあるかもしれません。9時までに連絡なければ事務所に問い合わせる旨、電話番号とともに入れておいたほうがいいでしょう)

また、各々の自宅、携帯の電話番号、携帯のメールアドレスを確認して、一覧表を作っておいてください。

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2006年6月 5日 (月)

ポスター貼り

掲示板のどの位置に自分のポスターを貼るかは、公示の日に抽選(くじ引き)で決定されます。なんでも1番が好きだからと1番のところに勝手に貼ってはいけないのです。

ですから、抽選の直後から、用意ドンで各陣営のポスター貼り競争が始まるのです。

選挙は1日ではありません。ですから、急ぐことなく、2~3日かけて貼っていけばいいのではないか、とわたしも思った頃がありました。

しかし、それは間違いです。

ポスターは少なくとも公示日の午前中、できれば1時間程度で終わらせたいところです。

ほかの候補者のポスターが貼られているなか、自分のポスターが貼っていない状況を想像してください。
そこまでの準備期間、多くのひとに支援をお願いしてまわることでしょう。そういったひとがその状況を見たら、どう思うでしょうか? 「あれ? 立候補をとりやめたのかな」と思うのではないでしょうか? あるいは「一所懸命やります、と言っていたけど、やる気ないのかな」と思うのではないでしょうか?

それだけではありません。

1時間で貼り終えようと思えば、多くのひとの協力が必要です。選挙で大切なのは、そこです。
ひとりでも多くのひとを巻き込む、それが選挙です。ひとりでも多くのひとに動いてもらうのが選挙なのです。
動いたひとから、さらに支援の輪が広がるのですから。

では、どれだけのひとを集めないとならないのか。

市の規模によって掲示板の枚数は変わります。
ひとつの目安となるのが、投票所、投票区です。選管で手に入れた【選挙の記録】で調べれば、投票区の数はわかるはずです。
ふたり一組(前日までに下見をしておけば、ひとりででも充分にできる作業です)がひとつの投票区(6〜10枚)を担当するのがベストです。最大でも5投票区までにおさえたいところです。

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選挙ポスター

選挙が近づいてきたら、本番用のポスターを作らないとなりません。
市内にたくさん掲げられる白い掲示板に貼るポスターです。

印刷屋には【ユポ】で【裏面全面シール】と指定してください。

【ユポ】で印刷すると耐水性が格段にあがります。少々の雨であれば、コートするだけでもどうにかなりますが、強い雨が降れば、一発でインクがにじんでしまいます。

【裏面全面シール】にしておけば、裏に両面テープを貼る作業がなくなるだけでなく、はがれにくくなるという利点もあります。掲示板のポスターを無関係なひとがはがせば、選挙妨害となり罪になります。しかし、誰もそのようないたずらをしないとは言い切れません。また、故意でなくても、強い雨風にはがれることもありますから、はげれにくいにこしたことはありません。

枚数ですが、掲示板(市の規模によって大きくことなります)の1・5倍くらいでいいと思います。
掲示板の数、ちょうどだと、貼りそこねの予備や補修用のものがなくなります。余れば、選挙事務所内に貼っておいてもいいのですから。
その掲示板の数ですが、選挙ごとに大きく変わることはありません。直近の選挙で何ヶ所だったのか、選挙管理委員会に問い合わせるのもいいでしょう。立候補予定者の各陣営を集めての説明会が選挙の数週間から一ヶ月前に開催され、そのときに正式な数が発表されるはずです。

その納期ですが、作業的には選挙の前の週にあれば充分なのですが、もう少し、早めに必要なこともあります。
説明会の際に、事前審査の日程が提示されることが多くあります。事前に届け出書類を審査し、公示日の届け出を滞りなく行うためです。多くの場合、このときにポスターと選挙ハガキのサンプルも持参するようにと指示されます。ゲラ(印刷前の試し刷りのようなもの)でいいこともありますが、本番のポスターでないといけないこともあります。説明会のときに確認しておいてください。
いずれにせよ、デザインは早めに済ませ、いつでも印刷できるようにしておけば安心でしょう。

そのデザインですが、選挙ポスターといえば、どれも顔のどアップです。
ほかの候補者と差別化するために、全身を写したものにしたいとか考えるかもしれませんが、わたしはお薦めできません。

そのポスター一枚だけを見れば、見栄えがいいかもしれません。しかし、何十枚ものポスターに囲まれると埋没してしまうことが多いのです。カメラのレンズをしっかり見た写真(レンズを見てとったポスターは、どの方向から見ても、見ているひとをみつめているように見えます)を大きく使うのが無難です。

また、このポスターには掲示責任者と印刷所を明示しなければなりません。これがないとあとで修正が必要になりますので、留意してください。

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2006年6月 4日 (日)

決起大会(その7)

受付での配付物(私案)
1)パンフレット
2)選挙ハガキ×10枚
3)出陣式の案内
4)事務局からのお願い
 (それぞれの項目で詳しく書きます)
  ・選挙ハガキのお願いならびに書き方
  ・公示日のポスター貼りのお願い
  ・電話かけのお願い
  ・朝立ち参加のお願い
  ・ミニ集会開催のお願い
  ・時間があるとには事務所にお寄りください


さて、その決起大会の日程ですが、統一地方選挙の指定都市以外の市議会議員選挙の場合、三月後半が妥当かなと思います。
初めての選挙で、なにかとドタバタすると思いますから、公示の直前の週はやめておいたほうがいいでしょう。その前の週は、多くの地域では県会議員選挙が行われています。ほかの選挙中は政治活動、後援会活動が制限されます。この間にその選挙の候補者でもないのに街頭演説を勝手にやってはいけません(その選挙に立候補している候補者の応援演説という形であれば可能です)。となると、四月一日前後ということになります。しかし、このあたりだと年度の切り替わりでなにかと忙しいひともいますのでご留意ください。

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2006年6月 3日 (土)

決起大会(その6)

さて、当日ですが、候補予定者も受付周辺に待機して、来客者の対応をします。

そして、本番です。

まずは、後援会の会長(あるいは幹部)の開会の辞。

次に来賓の祝辞です。
県会議員、国会議員といった来賓がいないなら、友人挨拶のような形で、候補者のひととなりを話すのもいいでしょう。

続いて、来賓紹介、祝電披露。そして、本人の挨拶、決意表明です。

その後、事務局からのお願い。

最後は、ガンバロー・コールが定番ですが、なにか、威勢がつくものなら、ほかのものでもいいと思います。

閉会と同時に候補者は出口に急いでください。
できれば、出口はひとつだけにして、来客の動線を一本にして、ひとりひとりに来場のお礼をしたいところです。

また、当日、夜遅くならないうちか、翌日にはお礼の電話をしておきたいところです。

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2006年6月 2日 (金)

決起大会(その5)

会場がホテルにせよ、公共施設にせよ、当日の会場、特に舞台、音響についての打合わせはしっかりやっておく必要があります。
ホテルであれば、自分たちの希望を出しておけばあとはやってくれることが多いですが、会館の会議室などの場合、当日の音響の調整も自分たちでやらなければならないこともあるので、細かいところまで話しあっておく必要があります。

また、ホテルでも受付は机を並べるまでしかやってくれないことが多いようです。

・「受付」と印刷した大きな紙(А3) 数枚
・筆記具
・芳名帳
・当日、来場者に渡す資料

最低限、このくらいは準備しておきたいところです。
また、議員関係の来賓が来る予定があるならば、「来賓」、あるいは「行政・議員 受付」と印刷した紙も準備しておき、受付を別にしておいたほうがいいかもしれません。

受付でひとが行列にならないよう、少なくとも4~5人以上で対応できるように机を多めに並べ、ひとを配置したほうがいいです。

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決起大会(その4)

司会がいないと当日、進行ができません。

では、どんなひとが司会をすればよいか?

あがり症のひとが、とっちらかった進行をするよりは、淀みなく進行のほうが望ましいでしょう。司会といっても話すこともありませんから、多少、弁がたつひとが支援者のなかにいれば、そのひとでもいいと思います。

ウグイス嬢をプロのひとにお願いする場合、出陣式などの司会もお願いすることになるでしょうから、決起大会もやってもらうのもいいでしょう。一度、やってもらっておけば、以降、少ない打合わせでことが進むと思います。

ウグイス嬢はプロのひとにお願いしたいが、つてがない、という場合も、この際、プロの司会者にお願いするのも手です。

どの地域でも自治体が主催するイベント(ホールの落成式など)は行われているはずです。そういった催しの司会はほぼ、アナウンス等を生業にしている地元のひとです。そういったひとの多くは、ウグイス嬢を自分でやったり、あるいは、そういったひととのネットワークを持っていることがあるので、声をかけてみる価値はあるはずです。

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2006年6月 1日 (木)

決起大会(その3)

会場が決まれば、案内状の発送です。

はっきりいって、案内状を見ただけで来てくるようなひとは1%もいないでしょう。

しかし、送るべきです。できるだけの数を送らなければなりません。なぜなら、案内を送るというのも、ひとつの、そして大きな宣伝です。こういうひとが立候補する予定なんだとひとりでも多くに知っておいてもらう必要があるからです。

また、案内には会場の地図はもちろんですが、閉会予定時間も記しておくほうが親切だと思います。

では、実際の動員(出席者の確保)はどうするか?

これはひとりひとり、お願いしてまわるしかありません。できれば、この段階で中心になって動いてくれるひとが20人は欲しいところです。そのひとたちに、それぞれ責任を持って何人、集められるかを出してもらい、その後、その進捗状況を確認していくしかありません。

皆さん、ボランティア、気持ちで活動してくれているのに、そういうひとにノルマを課すのは心苦しいかもしれません。しかし、決起大会をやると決めた以上は、そうするしかないのです。

ガラガラだと致命傷になる、ということを肝に銘じて、しっかりと動員してください。

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2006年5月31日 (水)

決起大会(その2)

まず、会場ですが、政令都市以外の市議会議員であれば、100人から300人が入れる規模でいいと思います。

それは、目標とする票と同じだけのひとが集まってくれればいいことなしです。しかし、ひとにはそれぞれの都合、立場があります。

日程のあわないひとがいれば、投票はするつもりだが、そういった会に顔を出すのは勘弁して欲しいというひともいます。

目標の票の1/10から1/5のひとを集めるというのが目安だと思います。

ホテルの宴会場であれば、駐車場の心配も少なく、会場の設営をホテル側がやってくれるので、楽ですが、予算がかさみます。

予算に余裕がないのであれば、市民会館や市民ホールなど公共施設の小ホールや大会議室を借りるのがいいかもしれません。

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決起大会(その1)

選挙といえば決起大会。決起大会といえば選挙。
すぐに誰かが、決起大会はいつにする?という話が出てくるでしょう。

しかし、安易に決めるべきではないと断言します。

選挙を目前にして、決起大会が盛り上げれば、陣営に勢いがつきます。
また、ひとつの成功は自信にもなります。

しかし、失敗したときには、そのダメージは計り知れません。

進行がドタバタするならまだしも、ポツリポツリとしか埋まっていない会場を見てしまえば、今まで一所懸命に応援してくれたひとでも、「おいおい、これじゃあ負けだな」と消極的になるでしょう。なかには勝馬にのろうと、ほかの陣営に走るひともいるかもしれません。また、尾ひれがついた噂が広まり、じり貧になりかねません。

93年の東京都議会議員選挙で日本新党が躍進しました。ほとんどの候補者の決起大会では閑古鳥がないていました。

しかし、これはあくまで特殊なケースです。風があったからこその結果です。

市議会議員選挙には、まず、風は吹かないのです。

もし、決起大会をやるのならば、絶対に満席にする。立ち見を出すつもりでやらなければなりません。失敗=落選、新人候補にとってはまさに背水の陣です。

そのことを肝に銘じてください。

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2006年5月30日 (火)

郵送について

ハガキが一枚、50円。封筒が一通、80円。
千人に送れば、それぞれ5万円と8万円です。

資金に余裕があれば、いいでしょうが、やはり少しでもコストダウンしたいところです。

郵便局を使う場合は、市内特別郵便の制度を利用すればいいと思います。
同一市内(同一集配局内)に百通以上であれば、割引を受けられます。
宛先のバーコードを印字すらば、さらに安くなります。

詳しくは郵政公社のHPを参照してください。
http://www.post.japanpost.jp/service/discount/shinai.html

また、宅配便業者でもお得なメール便サービスを増やしているので、こちらも検討してもいいでしょう。

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事務所開き

事務所の体制がほぼできあがれば、次に事務所開きです。実際には、事務所を開く前から準備が必要ですが。

主要な支援者に集まってもらって、お清めの神事を執り行うのもいいでしょう。
また、多くのひとに集まって、式典として事務所開きを行うのもいいかもしれません。
(決起大会のところで詳しくふれようと思いますが、動員の難しさをここで知るのもいいかもしれません)

いずれにせよ、事務所ができましたという事実を広く宣伝することが必要です。少なくとも、地図を添えた案内を最新の名簿で発送しておくべきです。

これには案内という意味のほかに、名簿の確認という重要な意味があります。

古い名簿では、すでに引っ越したひとの名前が入ったりしています。そのような名簿を持っていても意味がありません。選挙までに一度は郵送をかけて、名簿が生きているかどうか、確認しておきたいところです。

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2006年5月29日 (月)

選挙事務所の飲酒

お茶とそれに伴うお菓子、選挙運動に従事する者への食事をのぞいて、選挙運動に関し、いかなる名義をもってするを問わず、飲食物を提供することができません(公職選挙法139条)。

この文面からして、選挙事務所でお酒を出すことは禁じられていることになります。

それでは、運動員が自分たちで持ち込んでお酒を飲むのはどうなのか?

ばれにくいかもしれませんが、わたしはやらないほうがいいと思っています。それは法律上、グレーだからというのももちろんですが、酒による判断力の低下を恐れてのことです。

飲酒運転が禁じられているのはなぜでしょうか? とっさの判断を鈍らせるからではないでしょうか。
カジノではお酒のサービスがつきものです。アルコールにより客から判断力を奪うためではないでしょうか。

決起大会など、ひとつ、大きなイベントを成功させられると、慰労の意味もふくめて、お疲れさんと酒を飲みたくなるかもしれません。
今日も一日、お疲れ様と夜遅くに事務所を閉める前に一杯、やりたくなるかもしれません。
夜、11時、12時、もうこれから仕事はしないから、大丈夫だろうという考えもありますが、わたしは賛成しかねます。

一度、事務所でお酒を飲んでしまうと、徐々にルーズになっていくかもしれません。11時以降ならОKとしていても、それが10時になり、9時になり、やがて、夕食どきにも飲んでしまうということになりかねません。

また、11時、12時、遅くまで作業をしながら、コップ酒ということになるかもしれません。

酒は百薬の長といわれます。飲みにケーション、ひととひとの潤滑油にもなります。

しかし、酒によりトラブルが発生することもあります。
地域によっては、選挙事務所で酒は供されるのが半ば、常識になっていることもあるでしょうが、そのあたり、じっくり仲間と話しあってはいかがでしょうか?

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2006年5月28日 (日)

選挙事務所(その3)

事務所に準備する物

・電話
通常の事務用のもの、1〜2回線と電話作戦用を3〜5回線
・ファックス
普通紙ファックスをレンタルすると1〜2万円はしますから、家庭用を買ってもいいですし、コピーとの複合機をレンタルしてもいいかもしれません。
・コピー
家庭用ファックスでもコピー機能がありますが、拡大コピーや大量のコピーをすることもあるので、業務用をレンタルしておいたほうがいいでしょう。
・パソコン
事務を手書きでするなら不要でしょうが、ここを見ているひとなら、やはりあったほうがいいでしょう。3月、4月は引越しの季節なので、インターネット用にАDSL、光通信等を引き込みたいなら、早めに手配したほうがいいです。
・冷蔵庫
・ポット
炊きだしをすれならば、きっちりとした台所が必要ですが、しないにしても、お茶がすぐに出せるだけの準備は整えておいたほうがいいでしょう。
・折りたたみ椅子
普段はあまり使わなくても、ある程度の数があったほうが便利だと思います。
・地図
住宅地図も必要ですが、通常の市内全図を壁に一枚、貼っておけば打合わせのときなどに便利です。
・連絡先一覧
候補者、主要な支援者の連絡先を表にしておけば、連絡するときにスムーズにいきます。

・看板
350センチ×100センチ以下の大きさの看板を選挙事務所には掲げることができます。しかし、これはあくまで選挙期間中です。届け出が受理され、そこが選挙事務所として認められるまで(公示日の朝まで)は掲げることはできません。
かといって、なにかと慌ただしい公示日に看板をつける工事をするわけにもいきません。
事前に工事を済ませておいて、薄い白い布をかけておき、公示日の朝にはずすのが通例です。
しかし、一ヶ月も二ヶ月も前から白布をかけて掲示していると、注意を受けることがあるので、留意してください。
看板は3枚まで掲示できますが、小さな事務所であれば一枚でもいいと思います。事務所前に充分なスペースがあるなら、二枚の看板をV字型に立て、左右、正面、どこからでも見えるようにするのもいいと思います。
また、夜になると見えなくなるので、ライトアップの工夫をしておいたほうがいいです。
・ちょうちん
高さ85センチ直径45センチ以下のちょうちんをひとつ、選挙事務所は掲げることができます。最近は掲げている事務所も少なくなっていますが、夜、目印になるのは、確かです。

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2006年5月27日 (土)

選挙事務所(その2)

では、どのくらいの物件を探せばいいのか?

それは広いにこしたことはありません。

受付、接客スペース、会議室、事務仕事をするスペース、作業場、電話かけをする場所、食事用の休憩場所、さらには広い台所……

理想をいえば、限りがありません。

それでは、最低限、どのくらいのスペースが必要なのか?

事務スペースではふたりは仕事ができる広さが欲しいところです。入り口近くに長机を置いて、そこを受付兼接客兼打合わせ兼作業スペースにしてもいいかもしれません。
水まわりは、お茶を出せるだけでもいいです。ガスがなくても、ポットでお湯を沸かせばお茶はだせます。

あと、どうしても確保しておきたいのが、電話作戦のスペースです(あとで詳しく書く予定です)。
電話を3〜5本、並べたいところです。

また、車を使うひとが多いようなら、駐車場の確保も考えなければいけません。
事務所前に何台も路上駐車が並んでいるとあまりいい光景ではありません。駐車違反を気にしていると、作業や打合わせに集中しきれないでしょう。それに、選挙中、事務所の真ん前は、街宣車の駐停車用にあけておかないと、人員の入れ替え等で無駄な時間を費やしてしまいます。

街宣車の保管場所も考えておく必要があります。
シャッターつきの駐車場のほうが、夜間、いたずらされる心配がないでしょう。

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2006年5月26日 (金)

選挙事務所(その1)

数十台の車が停められる駐車場、二階建ての大きなプレハブ。

市議会議員選挙では、そこまで大規模な選挙事務所は必要ないと思います。
(資金が潤沢であるならば、それでもいいのですが)

一部の市議会議員、多くの町村議会議員は自宅を選挙事務所にすることが少なくありません。ガレージに長机と椅子を並べて、看板を掲げれば、選挙事務所のできあがりです。

支援者と普段から家族ぐるみのつき合いをしていて、自宅に出入りすることに抵抗がない状況でないと難しいと思います。また、地域性もあると思います。なにより、マンション住まいでは無理です。

自宅以外で事務所を設営するならば、どのようなところがいいのでしょうか?

まずは、どこで一番、票を集めるか、を考えるべきでしょう。
自宅周辺に支援者が多いのに、そこから離れて中心街に事務所を設置すれば、支援者の足が遠のきます。
全市に支援者が散らばっているなら、交通の便を優先したいところです。


では、具体的にどのような物件がいいのでしょうか?

選挙中、物の出し入れ、人員の乗り換えで、事務所前に街宣車が停車することが増えますから、その際、交通のさまたげにならないところを選ぶべきでしょう。

また、ビルの二階とか三階は避けるべきです。テナントを借りるなら、一階にするべきです。

物の出し入れが楽ということもありますが、なにより、大切なのが、ひとが入りやすいかどうか、です。

候補者や熱心な支援者にとっては、一階でも二階でも変わらないでしょうが、熱心な支援者の知人など、候補者を直接、知らないひと、演説を聞いて興味を持ったひとにとっては、一階、それも通りに面した入り口が大きく開かれた事務所のほうが、入りやすいはずです。

個人的には、テナントを借りるのが手軽だと思います。

プレハブを建てるとなると、水道工事などもついてまわります。なにより、女性からすれば、プレハブの簡易トイレはあまり気持ちがいいものではないと思います。

コスト的にも、テナントのほうが安くあがる場合が多いようです。一ヶ月とか二ヶ月のことですから、交渉次第では保証金を免除してくれることもあります。そうなれば、2〜3十万円程度で借りられます。

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2006年5月25日 (木)

選挙準備の流れ

支援の輪を広げるとともに、選挙が近づいてくれば、その準備も必要です。

主だったものをまとめました。

以降、それぞれについて解説していきます。

タイムスケジュールは、来年の統一地方選挙をモデルにしています。
統一地方選挙とは違う日程で市議会議員選挙を行う市もありますので、次の選挙がいつなのかは、選挙管理委員会に問い合わせてください。違う場合は、これを参考に、4月を選挙当月、3月を選挙一ヶ月前と考えてください。
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Q&А

これまでにお問い合わせがあった件について、お答えさせていただきます。


Q1 市議会選挙立候補になるまでの具体的な流れを教えてください。

А1 とりあえず、5月24日付で準備期間(選挙の1〜2ヶ月前)までのことは、一通り書きました。実際の選挙に向けて、まだ3〜40項目ほど書きたいことがありますが、なるべく、早めにこれらを書ききりたいと考えてはいます。
今、しばらくお待ちください。


Q2 以前、市役所で立候補予定者説明会が開催されているのを見た事があります。何の根回しもなくいきなりいっちゃっていいんでしょうか?

А2 説明会についてですが、これは、市の選挙管理委員会から案内が来ます。選管は、どうやって対象者を選ぶのか? 後援会(政治団体)の登録、後援会連絡事務所の看板の設置などの活動状況によって、判断しているようです。市の選管に後援会を登録しておけば、多分、案内は来ると思います。登録の際に確認しておいてもいいと思います。

説明会は、選挙の数週間から一ヶ月前に開催されます。新聞の地方面にも記事が掲載されることもあります。選管からの案内が来なくても、勝手に行っても構いません。立候補したいひとをきちんと立候補させる、これも選管の仕事ですから。


Q3 立候補の保証金(?)のようなものはいくらぐらい払うんでしょうか?

А3 これは供託金と呼ばれます。政令指定都市以外の市議会議員の場合、30万円です。この供託金は、立候補の届け出までに指定機関に収めなければなりません。詳しい手続きについては、立候補予定者説明会で説明があると思います。このお金は選挙後に返還されますが、投票総数÷定数÷10を獲得していないと没収されます。

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2006年5月24日 (水)

誰との戦い?

市長選挙などであれば、敵ははっきりしています。他の候補者すべてです。市長選挙の場合、当選するのはたったひとりだけなのですから。

しかし、20人も30人も当選する市議会議員選挙の場合、すべての候補者を敵視していれば、疲れます。

たしかに、他の候補者すべてと票の取りあいを繰り広げることになります。ですが、絶対に一位にならなければならない選挙ではありません。ギリギリ最下位でも当選は当選です。

どのような選挙でも同じですが、特に市議会議員選挙の場合は最大の敵は自分自身だと思います。

国政選挙ならば、組織の力で当選することもあります。風が吹いてなにもしないまま当選することもあります。

しかし、市議会議員選挙では、候補者本人が汗をかいて票を積み重ねないことには当選はありません。

冬、まだ窓の外が暗いなか、布団から抜け出すのが嫌になる朝もあるでしょう。「毎日、朝立ちをする」と決めたなら、怠けたい自分との戦いに勝ち、マイクを持たなければなりません。

訪問先で冷たい反応しか返ってこなければ、家に帰って昼寝したいと思うこともあるでしょう。「選挙までに※※軒、まわる」と決めたなら、怠けたい自分との戦いに勝ち、次の訪問先へと足を向けなければなりません。

【落選したらただのひと】とよく言われます。

しかし、実際はそんなに生易しいものではありません。

落選の瞬間、選挙事務所は重い空気に覆われます。力強く応援していたひとでも、すうっと敗者からは遠ざかっていきます。

結果よりもプロセスが大切だ。いい戦いをしたからいいじゃないか。

そんな言葉に意味はありません。落選してしまえば、それまでの苦労はすべて、ただの無駄になるのです。支援してくださったひとたちの苦労もです。

想像してください。【当選の瞬間】を。

当選すれば、つらかったことがすべて歓喜に昇華します。この瞬間を目指し、どうか、自己に打ち勝ってください。

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訪問

名簿がそろいはじめたら、効率的に挨拶してまわる必要があります。

手当たり次第にまわるのではなく、できれば、前日に翌日のルートを確認しておきたいところです。

まわる地域のリストをプリントアウトします。それぞれ、どのような関係、誰からの紹介かがわかるようなフォームで出力しておいたほうがいいでしょう。

次に住宅地図で、その場所を探します。見つかれば、何ページのどのあたりかをリストに書き込んでいきます。これで、翌日、すぐに次に行くところを確認できます。

訪問した先での反応は、訪問日時とともに名簿に反映しておいてください。情報の集積が重要です。

また、まわる効率自体はさがりますが、紹介者と一緒にまわれば、先方の対応も変わってくるはずです。

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たすき

候補者の姿を想像するとき、絶対といっていいほどついてまわるのが【たすき】です。

公職選挙法143条には「選挙運動のために使用する文書図画は、次の各号のいずれかに該当するもの(衆議院比例代表選出議員の選挙にあつては、第1号、第2号、第4号及び第5号に該当するものであつて衆議院名簿届出政党等が使用するもの)のほかは、掲示することができない。」とあり、その第三項で「公職の候補者が使用する【たすき】、陶章及び腕章の類」と許されています。

しかし、これはあくまで【選挙運動】のときに許されているものです。

ひっくり返せば、【選挙運動以外】のときに【たすき】をしていれば、【選挙のための売名行為】にとられる可能性があります。

このあたり、非常に線引きが難しいのは事実です。

選挙管理委員会に問い合わせれば、まず、「どうでしょうか……」といった感じの返答の場合が多いでしょう。それでも、「違反なんですか? 大丈夫なんですか?」としつこく質せば、「確認しますので、お時間をください」と返ってくるでしょう。数十分から数時間後、「総務省に確認したところ、【選挙のための売名行為】にあたる可能性が高いと思われます」と回答があるかもしれません。

ポスティングの項でもふれましたが、【たすき】あるいは【候補者の名前が入ったのぼり】が取り締まりの対象になるかどうか、というのは地域により格差があります。

ここで重要なことは、選挙違反を取り締まるのは、選挙管理委員会ではなく警察だ、ということです。いくら選挙管理委員会が選挙違反の疑いがあると判断しても、警察が動かなければ、逮捕も警告もないのです。

ぶっちゃけた話、ほかの候補者の動きを見ながら、そのあたりを探る、というのが正解だと思います。

ほかの陣営から、どうのこうのとつつかれたくなければ、疑わしいことはしない、というのが、一番だと思います。

しかし、選挙は戦いです。きれいごとだけでは、最後に悔いが残ることもあるのも事実です。

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ポスティング

大リーグの入団システムではありません。
ポストing→ポストにチラシを入れてまわることです。

後援会のパンフレットのポスティングは効果があるのでしょうか?

わたしは懐疑的に見ています。特にマンションのポスティングは労力とパンフレットの無駄に思えます。

宅配ピザ、不動産、様々なチラシがマンションのポストには押し込まれています。一軒家よりもマンションのほうが、ポストにチラシを入れる作業自体は効率がいいです。

その結果、最近、マンションのポストのそばにはダンボール箱を置いていることが多くなってきています。住人はポストをあけて、不要なものは部屋に持ち帰らず、その場で捨てていきます。

継続は力。
数ヶ月ごとに議会報告を制作し配付していけば、「また入っている」と目にとまることがあるでしょうが、一度きりのポスティングでは効果は薄いのではないでしょうか。

ただし、考え方にもよります。

有権者20万人、当確ラインが2000票ならば、1%のひとが支持してくれればいいのです。反対にいえば、99%からは無視されていいのです。

全戸に配布するなら、100人にひとりが見てくれればいいのです。

また、支持者が汗をかいてくれる、という側面も見逃してはいけません。

具体的な活動をすることで、そのひと自身が【支援している】ことを再認識できます。さらには、配付している際に知人に会えば、そこから支援の輪が広がることもあります。

しかし、地域によっては、無差別の後援会パンフレットの配付は【選挙に向けての売名行為】と見る場合があるので留意してください。

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2006年5月23日 (火)

ミニ集会

個別訪問。
本当は、じっくりと話を聞いて欲しいのですが、玄関口での挨拶だけで終わることが多いです。
(インターフォンを鳴らしても、出てきてくれないことだってあります)

そんなときはミニ集会です。

候補者のテレビの密着取材といった番組で、ときどき、支援者宅に数十人を集めての演説会のような光景が流れます。これがミニ集会です。

核なる支援者、ホスト役が知りあい、近所のひとを集めて、小さな演説会を開くのです。通常の演説会と違って、膝と膝とをつきあわせての会ですから、ときには雑談へと話題が脱線しますが、それだけに、候補者を身近に感じてもらえる瞬間です。

無理して数十人も集める必要はないと思います。10人、いえ、4〜5人でもいいでしょう。4〜5人の会で一時間を費やしたとしても、ひとりあたりでいけば、十数分です。それぞれのお宅を訪問していれば、移動だけでそれに近い時間が必要です。それに、訪問先それぞれで挨拶程度しかできないことが多いことを考慮すれば、はるかに充実した時間です。

以前、わたしは、ミニ集会なんて、よほど名前が通った議員でないとなかなか開催できないと思い込んでいた時期がありました。

「あの※※議員がうちに来てくれるんだけど、顔を出してみない?」と誘いやすいだろうと考えていました。

しかし、そうではありません。ホスト役のひとが少し、やる気になれば、4〜5人くらいならどうにか集められるのではないでしょうか? 市民会館やホテルなどでの演説会ならば、声をかけられた方も敷居を高く感じるかもしれませんが、知人宅へ行くなら少しは気楽なのではないでしょうか? 井戸端会議の延長線上くらいでいいと思うのです。

ホスト役が準備するものは、ほとんどありません。お茶かコーヒーだけで充分です。あとは候補者がパンフレットを配り、そこから話を始めればいいのです。

まずは、【7人の仲間】、それぞれが一回はミニ集会のホストになって欲しいところです。
活動をしているなかで、「よし、応援しよう」と前向きなひとがいれば、そういうひとにもお願いし、ミニ集会の回数を増やしていけば、支援の輪は確実に広がると思います。

また、ミニ集会の出席者からは必ず名前、住所、電話番号をいただくようにしてください。じっくりと話を聞いてくれたひとたちです。大切な名簿になるはずです。

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2006年5月22日 (月)

街頭演説(その4)

演説なんかやったことがない。ひとまえでうまく話せるだろうか?

そういう心配をするのは当然です。しかし、臆することはありません。誰にでも、【初めて】というときはあるのですから。

インターンの学生を受入れると、わたしはいつも彼らに街頭演説の練習をさせてきました。少し内向ぎみな学生でも、何度か街頭に立つうちに上手くなっていきました。

回数を重ねさえすれば、誰でもできるはずです。

それでも、心配なひと。

まずは、原稿を書いてみてください。А4一枚程度のもので充分です。

最初からアドリブで演説しようなど考えなくていいです。まずは、事前に作っておいた原稿で上手く演説することを目指しましょう。

そのとき、気をつけるのが、【話す】ということです。長い文章でも文字にすれば、読み返したりして理解できます。しかし、演説では、言葉はどんどん流れていきますから、文章自体は簡潔にするよう、心がけたいところです。

出来上がった原稿を10回、20回と読み返して、暗記してしまえば、こちらのものです。

一応、頭が真っ白になったときのために、原稿を手にして、演説すれば、怖いものなしです。

何度か、演説をしていけば、抑揚の付け方もわかってくると思います。

街頭演説で一番必要なのは、度胸、これです。

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2006年5月21日 (日)

街頭演説(その3)

どういった内容の演説をすればいいのでしょうか?

あくまで私見ですが、市政をにらんだ内容にするべきだと考えます。

「今の内閣の政策は間違っている」と市議会議員、市議会議員候補が糾弾しても、それはごまめの歯ぎしりではないでしょうか?

外交、経済政策などは国政、国会議員の領分です。いくらいい意見でも、市議会議員の声は届きません(議会で意見書を決議するという方法はありますが)。

教育基本法の改正が国会で審議されています。それに賛成、反対、と演説するのではなく、それを枕、前段にして、その市、地域の教育問題について演説するのが、市議会議員、市議会議員候補のあるべき姿だとわたしは考えます。

地域、住民にもっとも密着した政治が市政だと思います。
きっと、問題点はいくらでもあるはずです。

もし、ないのであれば、立候補する意味もないような気がします。


また、なるべく具体的な内容にしたいところです。できれば、数字も入れたいものです。そして、その数字をわかりやすくしたほうがいいでしょう。

たとえば、300億円と言われても、ぱっとイメージができません。とりあえず、大金だなあという感じでしょう。

「300億円って、どのくらいのお金かわかりますか? 300億円分の一万円札を積み上げていったら、東京タワーくらいの高さになるんですよ(100万円の束が約1センチ。その百倍、1億円で100センチ、1メートルになります。300億円なら、300メートル。333メートルの東京タワーとほぼ同じ高さです)」と言われると、とてつもない大金だと思えるでしょう。

また、市の赤字がどれだけある、と言われても、どこか他人事に聞こえます。しかし、「市民、ひとりあたり※万円なんですよ」と言われると、急に自分の問題のように思えるのではないでしょうか。

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街頭演説(その2)

1)朝の駅頭
いわゆる、朝立ちです。
時間帯は、その駅の立地によって変わってきます。

ターゲットは通勤のビジネスマン、OLです。通勤客が多い時間で効果的にやりたいところです。

通勤するひとたちは足早に駅へと向かいます。ですから、長い演説をしても、誰も立ち止まって聞いてはくれません。

それでいいのです。選挙中だけではなく、日頃から真面目に活動している、という姿を見てもらえばいいのです。

ただ、せっかくですから、名前を覚えて欲しいところです。「〜と、わたくし、山田一郎は考えています」といったフレーズを1分に一度くらい差し込めば、名前は徐々に浸透すると思います。

朝は皆さん、せわしく動いています。ひとの流れをしっかり見て、ひと通りが多く、なおかつ、邪魔にならないところに立つべきでしょう。

なお、駅の私有地に立つと、駅員からクレームがつくことがあるので、留意してください。


2)スーパーの前、商店街、繁華街
買い物の主婦がターゲットです。演説の内容も主婦向けにできれば、ベターでしょう。

特売のチラシをチェックして、ひとが多い日時を確認するのもいいかもしれません。


3)辻立ち、辻説法
住宅地での演説です。

大きな音で演説していると、迷惑に思うひとも多いでしょうし、大きくしても、ほんのひとブロック向こうでも、裏手なら建物に邪魔され声はとどきません。

ですから、数分の演説をしては、数十メートルくらい移動し、演説、そして、また演説、というのを繰り返すのが効果的だと思います。

休日であれば、家にいるひとも多いでしょうが、午前中、早い時間は避けるべきでしょう。


4)夕方の駅頭
ターゲットは仕事帰りのビジネスマン、OLです。

朝と同じ駅ですれば、朝、見かけたひとが興味を示してくれるかもしれません。

夕方はさほど、急いでないでしょうから、じっくりと演説したいとことです。

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街頭演説(その1)

さて、後援会拡大に向けた準備はかなり目処が立ってきました。

そろそろ、知名度をあげる活動も始めていきたいところです。

そこで、すぐに出てくるのが、街頭演説でしょう。

地道に訪問を重ねて、目標となる票を獲得できるなら、市議会議員選挙では、街頭演説は不要かもしれません。現職の議員でも事前、選挙中を通してマイクをほとんど持たないひともいます。

しかし、新人の場合、票につながりそうなことは、時間が許す限りやっていくべきだと思います。

正直、街頭演説を聞いただけで、投票しようと思うひとは少ないでしょう。ですが、そういった活動で名前や顔をひろめておけば、訪問したときの反応が違ってくるはずです。

街頭演説とひと言でいっても、シーンによって、様々です。


1)朝の駅頭

2)スーパーの前での演説

3)辻立ち、辻説法

4)夕方の駅頭

場所、時間によってスタイル、演説の内容を変えていく必要があります。

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忘れてました

印刷物の関係でひとつ、忘れていました。

印刷物の項を修正すればいいだけなのですが、それだと、以前からお読みの方が見落とす恐れがあるので、ひとつの項目であげさせていただきます。

封筒、後援会の名前、候補者の名前が入った封筒も作っておいたほうがいいかもしれません。

А4を三つ折りにして入れられる大きさ、いあわゆる長3封筒が一番、便利だと思います。

色はできれば、シンボルカラーに近いものを。

あと、ミミの部分がシールになっているものなら、作業が楽です。数百から数千の発送をするときに、いちいち糊をぬるのは大変な作業になります。

それと、これは無地でいいですが、角2、А4を折らずに入れられる大きな封筒があれば便利です。特に推薦依頼状を持っていくときは必須です。

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2006年5月20日 (土)

推薦依頼状

Suisen
政党の公認、あるいは推薦を受け、立候補する場合、その党を支援している団体、組織へのアプローチを忘れてはなりません。

自民党であれば、医師会、歯科医師会、宅建業協会等、
民主党、社民党であれば、労働組合、あるいはその上部団体等です。

党の公認を受けたから、あそこの団体は自動的に応援してくれる、といったことはありません。まず、こちらから依頼しに行かなければ、話は進みません。

推薦依頼状に経歴書、後援会パンフレットを添えて、支援をお願いしにあがるのです。

推薦依頼状はА3横に形にし、中央で切り離せば、推薦状になるようにするのが一般的です。


こういった団体では、新年に互礼会を開催することが多いようです。それまでに推薦が決まれば、会に招待され、その場で紹介してもらえる機会もあります。
また、団体内の会報で推薦を決定した旨を報告してくれる場合もあります。

党の公認、推薦で立候補する場合は、できるならば、年内に推薦依頼をしておきたいところです。

なお、党の公認、推薦で立候補する場合、党の支部からの推薦依頼としたほうがいいでしょう。そのあたりは、党関係者と相談してください。

市民派、無所属、無党派で立候補する場合でも、推薦依頼状は準備をしておいたほうがいいでしょう。
地域の商店街や、企業などから、推薦したいから依頼状を持ってきて欲しいという話が出てくる場合もあります。

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2006年5月19日 (金)

選挙違反(その2)

<討議資料>の項で少しふれましたが、文書に関する違反の場合、よほど悪質でないかぎり、まずは注意、警告ということが多いようです。

しかし、この注意、警告で潮をひくように支援者がいなくなったケースを聞いたことがあります。

候補者のためによかれと、後援会の婦人部がこぞって、公示以降に後援会パンフレットを配付し、それが警察の目にとまり、婦人部の幹部が警察に呼びだされました。

婦人部のメンバーは、それが選挙違反だとは知らずにやっていましたから、警察に呼ばれることは、まさに寝耳に水です。

警察としては注意し、以降、違反のないよう指導しただけですが、婦人部のメンバーたちは戦々恐々です。

わたしも警察に呼びだされて注意を受け、始末書を書かされたことがあります。公示までに回収しなければならないポスターを回収する手が足らず、残ってしまったための呼びだしでしたから、わたしとしても、覚悟しての出頭でした。刑事部屋の応接セットや事務机で始末書に署名、捺印するくらいは、まだ、平静でいられましたが、場所がないからと、取調室で署名させられたときは、かなり動揺しました。窓もない小部屋の圧迫感は、形容のしようがありません。取調に耐えきれず、楽になりたいがために自白したという犯罪者の気持ちが少しわかったような気がしました。

このようなところに、突然、呼びだされたら、多くのひとはパニックになって当然です。その婦人部のメンバーたちは、それ以降、金縛りのように、なにも選挙運動ができないまま、投票日を迎えました。結果は落選でした。

選挙違反は絶対にするな、と聖人君子のようなことは申し上げません。選挙中には、わかっていて、グレーゾーンに突入しなければならないときもあります。

しかし、わからないまま、選挙違反をしてしまえば、想定外のことが待ち受けることになります。その先は、選対全体のパニックです。選挙の行方を大きく揺るがせます。

こんな違反をすれば、どんな結果が待っているか、それがわかっていればいいのです。

反対にいえば、お金に関係する違反は絶対にしてはいけないのです。バレなければ大丈夫だろうと、思うかもしれませんが、お金に関する多くの選挙違反は、身内からの通報に端を発するのです。

支援者の輪の核となる部分ができはじめたら、まず、なにが選挙違反なのかを何度も徹底することを勧めます。

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選挙違反(その1)

クリーンな選挙を絶対に貫く、と心に誓ったいうひとには必要のないことですが、やはり、選挙違反については、理解しておくべきでしょう。

しらないでやってしまった、というケースも多々、あるのです。

まず、絶対にしてはいけない(基本的には選挙違反はしてはいけないのですが)、お金関係の違反です。

包み隠さずいえば、【買収】です。

「うちの地域で100票、まとめてやってもいいんだけどなあ」
こんなことを言いながら、選挙事務所に入ってくるひともいないわけではありません。
「で、ちょっと、このくらい必要なんだけどな」
と指を何本か、立てるかもしれません。

これは明らかな【買収】です。

しかし、【買収】とは気づかないで【買収】行為をやってしまうこともあります。

選挙運動をしっかりやってくれたから、少しはお礼をと思って、お金を渡してしまうと、これも【買収】になります。

現行の公職選挙法下、賃金を支払えるのは、「街宣車の運転手」「車上運動員(ウグイス嬢」「事務員」「手話通訳」「労務者」等であって、「選挙運動員」には賃金を支払えません。支払ってしまうと、新聞紙面で「お金を支払い、票の取りまとめを依頼した」と書かれることになります。

また、運動員なり支援者に豪勢な料理を振舞ってもいけません。立候補を決意してからは、外で食事をするときは、必ず、割り勘にしてください。これは後援会幹部も同様です。選挙とまったく関係のない会食でも、いらぬ誤解を招きかねません。李下で冠を正さず。多少、窮屈かもしれませんが、きっちりと徹底しておくべきです。

【買収】で選挙違反が確定すると、それが候補者本人が関わっていなくても、連座制が適応されれば、せっかくの当選が無効になってしまいます。

お金の関わるところは、しっかりと締めてかかってください。

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<討議資料>

以前、印刷物関係のときにふれた【討議資料】について

選挙が始まるまでは、選挙活動、投票依頼はできません。できるのは、後援会活動です。

そういったなかで、候補者の名前を連呼していると、【選挙のための売名行為】にとられることがあります。

その場で、逮捕といったことまでは、めったにないでしょうが、注意、警告をされるかもしれません。

それと同様に、候補者の名前が書かれた文書を配りまわっていると、同様に【選挙のための売名行為】にとられることがあります。【討議資料】とあれば、「いえ、このひとたちと話しあおうとしていたんです。これは話しあいのときの資料、討議資料なんです」という抜け道もできます。

しかし、これは水戸黄門の印籠のように、絶対的なものではありません。

【討議資料】と入っている文書でも、「きたる○月△日の市議会議員選挙では投票、よろしくお願いします」と書いてあれば、選挙違反です。

また、あまりに目立つような配付をしていれば、注意・警告を受けることもあるでしょう。

ですから、お守り程度に思っていておけばいいのですが、ワープロで文書を作るときなど、隅に<討議資料>と入れる癖をつけておいたほうがいいでしょう。

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2006年5月18日 (木)

一票の格差

憲法論争についてではありません。
衆議院小選挙区や参議院選挙区での一票の重さについてでもありません。

有権者と候補者の間にある一票の重さの感覚の違いについてです。

選挙を棄権するひとはよく、一票ではなにも変わらない、といったような発言をします。

衆議院小選挙区選挙では8〜10万票で当落が別れます。有権者ひとりの一票は1/10万の重さしかないようにも見えます。ひとりが投票しても棄権しても、大勢には影響ないかもしれません。

しかし、現職の議員、何度も選挙をしている議員の多くは一票の重みをよく知っています。

今、一度、選挙管理委員会でもらってきた【選挙の記録】を開いてみてください。

過去の市議会議員選挙の開票結果をじっくり見てください。最下位で当選したひとと次点のひとの差は何票でしょうか? 数十票、あるいは十数票の差のはずです。稀ですが、一票が当落を分かつ場合もあります。

たとえ一票でも届かなければ落選です。一票でも多ければ議員です。

現職の議員たちはこの無情なまでの結果を何度も見てきています。次点で泣き、再起した議員もいるでしょう。選挙の前まで、議場で席を並べていた議員の落選も見てきているでしょう。

一票、足らなければ、そこまで積み上げてきた票は無に帰するのです。2001票で当選、2000票で落選ならば、この一票は、2000票が無駄になるかどうかの分水嶺です。ゆわば、この一票は2000票の価値があるのです。

実際に戦ってみないと、なかなかこの感覚は理解できないかもしれません。

ですが、戦う相手、現職の議員たちは一票での泣き笑いを見てきている、ということを忘れないでください。

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2006年5月17日 (水)

聞いてないよ!

お笑いタレントのネタではありません。

政治家という人種は、どうも、この西田敏行さんのモノマネが得意なお笑いタレントと近いものがあるようです。

自分の耳に入るのが遅いとすぐにヘソを曲げてしまう議員というのは少なくありません。

ですから、親交がある議員がいるなら、あとあとのトラブルを避けるためにとりあえず、挨拶に行っておいたほうがいいでしょう。

また、公認、推薦を受けるつもりはなくても、政策、信条的に近い議員には挨拶しておいたほうがいいかもしれません。

ただし、挨拶に行くにあたって甘い考えは捨てておくべきです。

気に入ってもらえれば名簿をくれるかも……票をまわしてくれるかも……そんなことは、まず、ありえません。

国会議員にせよ、県会議員にせよ、それぞれ系列の議員を持っています。そのなかでひとりだけを特別扱いをするわけにはいきません。

決起大会や出陣式に出席、あるいは祝電をくれる程度に思っておいたほうがいいでしょう。


また、政治家でなくても聞いてないよ!病なひとはいます。地位が高いひとによく見受けられます。

出馬のはらを決めたら、こういうひとのところにはなるべく早めに顔を出しておおたほうがいいでしょう。

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名簿を集める

支援の輪を広げる第一歩、それはまず名簿を集める、自分の人脈を整理することです。

家族、親族以外で一番、近いひとたち、それは友人関係でしょう。
年賀状を引っ張り出してくるのもひとつの手です。

ここでやってしまう過ちは、選挙区外のひとをばっさりと切ってしまうことです。

市外に住んでいれば、確かに選挙権はありません。

しかし、選挙権はなくても、選挙区内での人脈を持っているかもしれません。そのひとを通じて支援の輪が広がるかもしれません。

そのあたりも見極めながら、人脈の整理をしてみてください。

また、学校の同窓会名簿を手に入れるのもいいでしょう。同窓生の絆を大切にする校風の学校であれば「※※学校、○△年の卒業です」と言うだけでシンパシーを感じてくれます。

同窓生にアプローチする場合、最初に同窓会長、あるいは支部長にコンタクトをとっておけば、そのあとがやりやすくなることが多いようです。会の責任者が理解を示すようであれば、そのひとの名前で同窓生へ手紙を出すのもいいでしょう(文面はそのひとが書き、発送等の作業は候補者の側でやる)。

ただし、名簿は多ければいいといったものではありません。
名簿の整理のときに少し触れましたが、ただの電話帳では意味はほとんどありません。候補者本人とまったく関係のない学校の同窓会名簿は、ないよりはあったほうがましですが、優先順位は低くなります(そこの理事長や同窓会長が全面的に支援するといった場合は異なりますが)。

この名簿の整理の目的は、それぞれのお宅を訪問し、支援をお願いしてまわることです。
そのとき、なんらかの繋がりがあれば、先方の受け取り方も変わるはずです。

関係が薄い名簿を回るのであれば、ランダムにそのあたりを回るのと変わりがありません。

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2006年5月16日 (火)

メールの活用

05年に一度、総務省に問い合わせたところ、「電子メールはその文面がそのまま残るので、基本的には文書、手紙と同じ扱いである」との見解をいただきました。

ですから、「投票をお願いします」とメールすることのは、禁止ということです。

では、「支援をお願いします」というメールを次から次へと発信するのはどうなのでしょうか?

やらないほうがいい、それがわたしの私見です。スパムメールと同等に見るひとが多いのでは、と思うからです。

しかし、メールを一切、使わないほうがいいとは思いません。

内部の連絡には、メールは最適です。会議の日程、翌日のスケジュールの確認、あるいはメーリング・リストを使っての情報の共有と、うまく使いこなせば、メールは大きな武器になると思います。

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インターネットの活用

最近では国会議員のほとんどがホームページを持っています。また、ヤフーなどのカテゴーの地域を開いていくと、いくつかの地方議員のホームページを見つけることができます。

新人候補がホームページを持つことはどうなのでしょうか?

現職議員であれば、議会報告などあるていどのコンテンツを作れます。しかし、新人候補者の場合、経歴、政策、後援会の案内程度で、実質、パンフレットの内容と変わらないことが多々あります。

紙媒体とインターネットの違いのひとつに情報量があると思います。紙、パンフレットではどうしても文字数の制限がでてきますが、インターネットでは(プロバイダとの契約の上限までは)多くの情報を発信することができます。

名刺やパンフレットに記されているurlを入力したり、検索サイトで見つけてたどり着いたホームページにほとんど情報がないと、がっかりするのではないでしょうか。

ずばり、わたしがお薦めするのはブログです。

日々の活動をそのまま日記のようにまとめて掲載するのはいかがでしょうか?
時間にすれば数十分、それにより、自身のなかでの一日の総括もできます。

コンテンツも日々、増えていきます。

そんなことをすれば、他の陣営に情報を流すことにならないか、心配になるかもしれません。

ですが、これはさじ加減ひとつで変わることではないでしょうか。

情報を大切に金庫のなかにしまい込めば、他の陣営に流れることはないでしょう。しかし、同時に支援者をも情報から遠ざけることになります。

どういった種類の情報をどこの範囲のひとにまで持ってもらうか、そのことさえしっかりしておけばいいのではないでしょうか。

ただ、ブログの場合、何点か、留意する事項があります。

まずは、使用約款です。政治活動、選挙運動としての使用を禁じているサイトもありますので、どこのサービスを使うかはじっくり検討してください。

また、コメント、トラックバックの扱いをどうするか、も留意したほうがいいと思います。誹謗中傷的なコメントを書かれ、それへの対応に追われてしまえば、大切な活動の時間が奪われてしまいます。

それと最大の留意点、それは、選挙期間中は更新しない、ということです。
現状、総務省では、インターネットでの政治活動を認めていますが、その条件として、選挙期間中の更新はしない、ということになっているかと思います。

このあたりは、まだ流動的な部分ではありますから、情報には敏感でいていただきたいところです。

さすがに、選挙が始まれば、ブログを更新する時間はなくなるかと思いますが。

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トレードマーク

「小さな看板」の項で書いたように、候補者の名前が書かれた看板等は公職選挙法上、規制されます。ですから、運動員用に揃いのジャンパーを準備しようとしても、その胸や背中に「候補者の名前」や「候補者の名前を類推するもの」を入れることはできません。

しかし、反対に言えば、「候補者の名前を類推しないもの」を入れるのは許されるということです。

法律のこの隙間をぬって、多くの議員、政治家は自分のトレードマークを作り、使っています。

重要なことは、そのマーク自体に、候補者の名前を入れないことです。

名前がなければ、確かに「名前を類推」ことはないが、それだと意味がないのでは?

選挙中にぽっと使えばそうでしょうが、名刺やパンフレットにも使っていれば、徐々に浸透していくのではないでしょうか。

法律の抜け穴を突くような使い方をしないにせよ、信条、政策が反映されたトレード・マークを持っておけば、そのマークの説明をするだけで、候補者を理解してもらえる機会になるのではないでしょうか?

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2006年5月15日 (月)

小さな看板

街を歩いていると、ときおり、議員の名前が書かれた小さな看板を、その議員の事務所前でもないところで見かけることはありませんか? 小さいといっても、正確には縦150センチ、横40センチの看板です。

いわゆる、後援会連絡事務所看板、公職選挙法施行令110条5項の言うところの「後援団体等の政治活動に関する立札及び看板の類」です。

通報の政治活動、選挙において、「政治家の氏名」を表示する政治活動用の文書図画、「政治家の氏名が類推されるような事項」を表示する政治活動用の文書図画、「後援団体」を表示する政治活動用の文書図画が規制されます。

ひらたくいえば、政治家の名前の看板やポスターをやたらめったら立てたり貼ってはいけない、ということです。

ただし、認められるものもあります。

そのひとつが、後援会連絡事務所看板です。

政令指定都市以外の市議会議員、あるいは市議会議員の候補になろうとするひとの場合、候補者本人として6枚、後援会として6枚、合計12枚の看板を掲げることができます(本人用、後援会用といっても、看板の内容を変える必要がない場合が多いです。ほとんどの場合が申請用の用紙が違うというだけです)。選挙管理委員会に申請し、証紙を発行してもらうことになります。これで支援者の自宅の塀など、私有地にこの看板を設置できるようになります。

市によっては、看板を設置する場所の住所、地図が必要な場合がありますから、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

さて、新人候補者で問題になるのが、看板に掲げる肩書きです。現職なら、堂々と※※市議会議員と書けます。しかし、厳密にいえば、新人候補者は、選挙が始まるまでは、※※市議会議員候補者ではなく、「候補者にならんとする者」です。※※市議会議員候補にならんとする者と書くとどこか間が抜けてます。かといって、肩書きなしでは、なにをしようとしているひとかわかりません。

やはり、ここはパンフレットのときと同じように、市政を目指していることがわかるような文言を入れたほうがいいでしょう。

また、この看板の大きさですが、足の部分を規定サイズに含むかどうかの判断は各市で異なっています。発注する前に選挙管理委員会に確認したほうがいいでしょう。

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キャッチフレーズ

最初はグー! サイ○ーケン!

先の衆議院補欠選挙で、某候補陣営が連呼していたフレーズです。報道を見る限り、評判は芳しくなかったようです。

ふざけていたからでしょうか?

いえ、中身がなかったからだとわたしは考えます。

最初はグー、この言葉にはなんら、メッセージがありません。ただの名前の連呼と変わりありません。

やる気、本気、いわ○!

同じ党の新人議員が使っているフレーズですが、こちらはOKだと思うのです。なぜなら、「やる気」「本気」この言葉がその議員のひととなりを言い表しているからです。

キャッチフレーズを考えるときに思い出すのが、元総理、細川護煕氏の言葉です。

93年の春、東京都議選挙を目前にして、党のポスターを決める会議が党本部で開かれていました。「東京メトロポリス宣言(こんなコピーだったと記憶しています)」と都市の夜景が描かれた綺麗なポスターがいいのでは、という声が党幹部から相次ぎました。
そのとき、会議室の隅に並んでいた若い秘書の間からひそひそ声が漏れました。
細川氏(当時・参議院議員、日本新党代表)は、「若いひとたちはどうですか?」と水を向けました。
秘書たちは、会議に出席している議員の随行としてその場にいるだけですから、まさか、意見を求められるとは思っていませんでした。それでも、秘書の何人かが、綺麗なポスターの横のポスターを恐る恐る指さしました。

「政治家、総とっかえ」

のっぺらぼうの顔の横に大きくこう書かれたポスターです。それを見て、細川氏は満足そうにうなずきました。
「政治には感動が必要です。こちらでいきましょう」
細川氏の鶴のひと声で形勢は逆転しました。その後、「古い政治家、総とっかえ」と少し手を入れられたポスターが貼りだされました。

東京都議会選挙、それに続く衆議院総選挙で日本新党は大量に議席を獲得し躍進しました。ポスター一枚、キャッチフレーズひとつが戦局を決めたとはまでは言いませんが、ひとつのファクターだったと思います。

語呂とか、韻も大切ですが、キャッチフレーズを考えるときには、ぜひ、メッセージ、候補者の思いを込めてください。

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2006年5月14日 (日)

イメージ戦略

ぼくは、わたしは、本音で勝負、イメージなんて必要ない
そう思うかもしれません。

別に、虚像をつくれとまでは言いません。

しかし、イメージの統一は必要だと思います。

名刺、パンフレット、ポスター、選挙ハガキといった印刷物のイメージの統一です。

イメージの統一がはかれていれば、ポスターを見たとき、「あ、あのパンフレットのひとか」と思いだしやすくなるはずです。

色、文字のフォントなどを統一するだけで、かなりイメージの統一ができるはずです。

反対にいえば、どんな色をイメージ・カラーにするかは重要です。
赤系であれば、情熱的見えるでしょう。
青系であれば、清潔感がアップしますが、冷たいイメージを与えかねません。

また、残忍な殺人事件などがあると、その地域のひとは赤、血の色に対して拒否反応を示すこともあるそうです。

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名前について

吉田けんいち よこみち一郎 中川ようこ

政治家はなぜかひらがなが好きです。

といっても、親が政治家にしようと、ひらがなの名前をつけたわけではありません。漢字の名前をあえてひらがなにしているのです。

なぜか?

やはり、覚えやすい。投票のときに書きやすい、ということでしょう。

投票所に行ったときのことを思いだしてください。

一応、投票用紙を記入する場所には、全候補者の名前が記されています。しかし、投票に来たひとすべてが、ここで漢字をいちいち確認するとは限りません。覚えいることを、さらっと書くひとも多いことでしょう。そういうとき、やはり、難しい漢字は間違いかねません。

現在、ほとんどの選挙管理委員会では、有権者の意図を極力、汲み取ろうとしています。ですから、多少の誤字で無効票になることは少ないようです。しかし、もし、せっかくの票が無効になってはもったいないこと、この上ありません。やはり、わかりやすい名前のほうがいいのではないでしょうか。

ただ、なんでも、ひらがなにすればいいというものでもないと思います。
デザイン、バランスも考えてる必要があります。そのあたり、印刷屋さんと相談してもいいと思います。

ちなみに、鈴木一郎さんと鈴木花子さんが立候補している選挙で、「鈴木」とだけ書かれた投票用紙はどういう扱いになるのでしょうか?

無効? 1/2にずつに分ける?

いいえ、按分されることになります。

開票が終わった時点で、一郎さんが二千票、花子さんが一千票、獲得していたら、「鈴木」としか書かれていない票は、2000:1000の割りあいでふたりに割り振られます。ですから、ときどき、選挙の開票結果に小数点以下の数字がでたりするのです。

しかし、「鈴木」と投票したひとは、本当は花子さんに投票しようと思っていたのかもしれません。そうなると、わずかですが、票を損したことになります。

そういうことがないよう、名前をきっちりと覚えてもらう、ということを日頃から意識しておくべきでしょう。

名前について、もうひとつ。

選挙においては通称が認められることがあります。

元・大阪府知事の横山ノック氏の本名は山田勇です。しかし、知事選挙のときは横山ノックで立候補しました。芸名の横山ノックほうが本名よりはるか通っています。

では、誰でも通称を使っていいのでしょうか?

いいえ。通称が社会的に認知されていると判断されないと、使うことはできません。芸名であったり、有名な著書のペンネームだったりする場合でないと、まず、認められません。

選挙用の名前を自由に使えるなら、木村拓哉と名乗ったり、あるいは、相手候補を落選させようと、相手候補の同姓同名のダミー候補を立てることになって、選挙が混乱してしまいますからね。

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写真撮影

名刺、後援会パンフレット、のちのちのことを考えれば、ポスター、選挙ハガキ用に写真を撮影しなければなりません。

写真の映りひとつで、感じ方がまったく変わってきます。ここは、しっかりといいものを撮っておきたいところです。

一枚ではなく、いくつものポーズで撮っておいたほうがいいでしょう。

きっちりとした服装(男性ならスーツにネクタイ)で、正面、斜に構えたもの、ポーズをとったもの、バストアップ(胸から上)、全身。また、ポロシャツ、あるいはスポーツをやっているなら、そのユニホーム姿、これらをスタジオで撮影。

公園、あるいは候補者の政策のシンボルとなるような場所といった戸外での自然光のもとでの写真もパンフレットに使えそうです。

スタジオで撮影するときは、上着は色が違うものを何着か持ち込むことをお薦めします。色合いによって、顔の雰囲気が変わる場合もありますから。

問題は誰に撮影してもらうか、です。

知りあいにプロのカメラマンがいれば、少々、値段がはってもお願いしたいところです。

しかし、プロだからいい写真が撮れるとは限りません。プロですから、アングル、光量等は完璧でしょうが、いい写真の要素は、それだけではありません。

一番、重要なのは、本人の表情です。

副大臣も務めたことがある現職国会議員の秘書の方と話したことがあります。その議員の選挙用の写真は、初めての選挙から一貫して、そのひとが撮影しているそうです。

「ぼくが彼のことを一番よく知っている。彼の一番いい表情を出せるのはぼくだ」

プロに依頼するにしても、仲間に撮ってもらうにしても、リラックスして、いい表情が撮れる状況を作ることが大切なように思います。


それと、もう一点。

デジタルカメラが急速に普及してきました。

一昔前であれば、印刷に使うことを前提にした写真はポジ・フィルムで撮影するのが一般的でした。印刷工程では、これをデジタル化することになります。
印刷屋さん、カメラマン、それぞれと、デジタルがいいのか、ポジ写真がいいのか、撮影の前に相談しておいたほうがいいと思います。

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後援会についての私見

後援会パンフレットには、入会申し込みハガキがついてきます。
この【入会】申し込みというのは、どうなのかなあと思ったりします。

ハガキの裏面には、ハガキを返送するひと、すなわち入会するひとの住所、氏名、電話番号、最近ではメールアドレスを記入する欄と、そのひとが紹介するひとの住所、氏名、電話番号を記入する欄が3〜5こ並んでいます。

よくわかっているひとは、この【入会】にさほど意味がないことを理解しています。

しかし、一般のひとにとっては、政治家の後援会に【入会】するというのは、かなり敷居が高いものではないでしょうか? 【入会】すると【会費】が必要になるのでは?と心配するのではないでしょうか?

国会議員などの後援会は、組織化されていることが多いです。
選挙区が複数の市町村をまたぐ場合、各市町村に支部長を置き、さらに、小学校区ごと、あるいは、投票区ごとに世話人を置いていたりします。さらに、壮年部、青年部、婦人部、また、職域での支部があったりします。

しかし、市議会議員の場合、もっとファジーでいいのではないでしょうか?

【入会】申し込みハガキではなく、【応援します】ハガキでいいとわたしは思うのです。

ハガキが返送されてきたとき、受け取った側では、ハガキの内容を名簿に入力するわけですが、そのとき、【後援会入会】が【ハガキ返送】に変わるだけです。ハガキを返送してくれたひと=支援する気持ちをもってくれているひと、と理解するだけでいいのではないでしょうか?

ただし、こういったものは地域の特性を考慮する必要があると思います。各陣営がしっかりと自分の後援会で支援者を囲いこむような選挙をしている地域では、きっちりと入会の意志を確認したほうがいいでしょう。

【入会】申し込みハガキに記入することで、後援会の一員になったとそのひとが自覚するというメリットもあります。

そのあたり、【7人の仲間】と相談してもいいと思います。

おっと、【大切】なことを忘れるところでした。

【入会】申し込みハガキにせよ、【応援します】ハガキにせよ、返送されてきたら、必ず、すぐにお礼の電話なり、お礼状を送付するなりしてください。

先方は支援する気持ちをハガキの返送という形で表明してくれたのです。それに対して、なにもリアクショクンがないと、あまり気持ちがいいものではないです。連絡がなにもないと、「あ、あまりやる気がないのかな」と思ってしまうひともいます。「失礼なヤツ」だとほかのひとの支援にまわるひともいるかもしれません。

というか、このようなことは、社会一般常識だと思います。

きっちりと誠意のある態度をとっていけば、自然に支援の輪は広がっていくのではないでしょうか。

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2006年5月13日 (土)

後援会パンフレット

後援会パンフレットは、企業の営業職でいうところのカタログです。
候補者は、こういうひとで、こういう政策を持ち、実行しようとしています。こういう市にしようとしています、と有権者に説明し、買って(投票して)もらうものです。

では、どのようなものを作ればいいのか?

小さいと情報量が限られます。かといって、数ページのものを作ると、コストもかかりますし、持ち運びが大変になります。

А4を三つ折りにしたものがスタンダードです。
あまり変なサイズにすると、印刷、裁断がややこしくなり、コスト高になります。

どうも、具体的なイメージがわかない、という方は、一度、現職の国会議員か県会議員の事務所に、一有権者のふりをして行けばいいでしょう。だいたい、入ったすぐ、目につくところに後援会パンフレットが置いてあります。
また、検索サイト「グーグル」で「後援会パンフレット」とイメージ検索すれば、いくつかヒットします。

スタンダードな形は、
三つ折りになった状態での表紙に、候補者の写真、名前、そして、キャッチフレーズ
裏面には、経歴と連絡先、そして、よくあるのが、有名人(国会議員や大臣)と握手している写真です。
また、開いたなかには、候補者の挨拶、そして、政策です。ボランティア活動などをしていれば、ここにその写真をいれるのもいいでしょう。

以前は、パンフレットの一部を切れば、後援会申し込みのハガキになる、というものもよく見かけましたが、切る手間を考えれば、ハガキを一枚、差し込んでおくほうがいいでしょう。

このハガキにいちいち切手を貼っていれば、膨大な金額になってします。
切手は相手に貼ってもらうという手もありますが、料金受取人払いにするのがベストだと思います。

料金受取人払いにするには、集配をしている最寄りの郵便局に申請する必要があります。申請用紙は郵便局にあります。このときに、ハガキの見本も必要です。切手の部分の料金受取人払いの下の数字はまだ空欄でいいです。それと郵便番号は宛名の番号とは別です。事前に問い合わせるか、空欄にしておいてください。仕分け用のバーコードも申請のときにもらえます。

ただ、最近は家庭用ファックスが普及してきましたから、ハガキではなく、ファックス用のフォームをパンフレットに挟むのもいいかもしれません。
料金受取人払いだと、配達のたびに料金を支払うことになるので、これが案外、面倒くさいものです。配達に来る局員さんはお釣りを持っていないことが多いので、常に小銭を準備しておかないとなりません。
料金を郵便局にプールしてもらっておく方法もあるようです。わたしは利用したことがないので、断言できませんが、かなりの金額をプールする必要があったように記憶しています。

なお、このパンフレットの裏面の隅にも【討議資料】の文字を入れておいてください。

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名刺

「はじめまして、山本と申します」

ビジネスでは日常的に行われる名刺交換ですが、選挙では名刺もアピール、宣伝の重要なアイテムです。

せっかく相手が受け取ってくれるのですから、名前だけでなく、しっかりと顔や経歴も知って欲しいところです。

現職の国会議員や大臣などなら、肩書きだけの名刺をよく使っています。※※大臣という肩書きを見ると、やはり、ずしりと重みを感じます。

しかし、新人候補なのですから、重みなどよりも宣伝のほうが大切です。

表にはキャッチフレーズと顔写真か似顔絵、裏に略歴を入れるのがスタンダードです。それと、少しは余白があったほうが便利です。訪問先が留守だった場合、「※※様からご紹介いただき、ご支援のお願いにあがりました。平成18年12月3日」といったふうに、ひと言、書き込めますから。

ふたつ折りにして、情報量を増やすという手もありますが、かさばりますし、コストのことを考えれば、一枚ものでいいと思います。

最近は、ソフトも充実してきて、パソコンとカラープリンタで見栄えのいい名刺も自分で作れるようになってきています。

数十枚だけなら、それで充分ですが、大量印刷となると、それにかかる手数も膨大になります。

それに、今後、印刷屋に発注するものも増えてきますから、デザインの統一という意味でも、プロにお任せしたほうが賢明でしょう。

では、何枚くらい刷ればいいのか。

印刷は同時に多く刷れば、刷るほど単価が下がります。かといって、何十万枚も刷る必要はないと思います。

2000票を獲得しようと思うなら、選挙までに最低、3000枚の名刺を配りたい、すなわち、3000人のひとに会っておきたいところです。これはあくまで最低です。3000人が3000人、支援してくれればいいですが、なかには他の議員、候補を応援しようと決めているひともいるでしょう。その場では、応援しようと思っても、投票に行くのを忘れるひともいるでしょう。

とりあえずは、5000枚くらいは刷っておきたいところです。

それと、裏の左スミに小さく、【討議資料】と入れておくことをお勧めします。これについては、また、別の機会に

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2006年5月12日 (金)

名簿の管理(蛇足)

近年、特に個人情報保護法の施行以来、名簿の管理が大変、難しくなってきています。ご紹介いただくときも、「この名簿、変なところには流れませんよね」と念押しされることも多々あります。

各企業でも、個人情報の管理には非常に気を配っています。これを個人レベルでするのですから、大変です。

しかし!

実は、政治活動には個人情報保護法が適用されないのです。

個人情報保護法
第五章 雑則(適用除外)
第五十条
個人情報取扱事業者のうち次の各号に掲げる者については、その個人情報を取り扱う目的の全部又は一部がそれぞれ当該各号に規定する目的であるときは、前章の規定は、適用しない。
五 政治団体 政治活動(これに付随する活動を含む。)の用に供する目的

さすがに、国会議員と申しましょうか、自分たちの分の抜け穴は作っているようです。

とは言うものの、個人情報に対する意識が高まっているのは事実です。法律の適用外とはいえ、名簿の管理はしっかりとするべきです。

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2006年5月11日 (木)

名簿の管理(上級編)

名簿の管理で一番、厄介なのが重複です。

最近のソフトは優秀で、ボタンひとつで重複をチェックしてくれますが、それだけでは解決しない場合もあります。

「斉藤」⇔「齋藤」
「1丁目2番地34号」⇔「1-2-34」
「01ー1234−1234」⇔「01-1234-1234」

こういった場合です。
サイトウさんが斉藤なのか、齋藤なのか、これは、入力の元データによってどちらが正しいのか、わかりません。ただ、本人にとっては「齋藤」が「斉藤」で郵送物が送られてくると、あまり気持ちがいいものではありません。きっちりと確認したいところです。

次に住所、電話番号の入力時の差ですが、これは、入力作業を始める前に、半角を使うか、全角を使うか、ルールを決めておく必要があります。

もし、データベースソフトのスキルがあるならば、新規入力のときに、まず、電話番号を入れ、その時点で、同じ電話番号を持つデータがあるかどうかを確認させるようにすれば、重複はかなり減るはずです。

もう一点、名簿で問題になるのが、家族の取り扱いです。

なにも対策しなければ、一家に、祖父、夫、妻、娘と、4通も郵送物が届くことも発生します。
市議会議員の場合、一回の郵送は数千通まででしょうから、住所順でプリントアウトして、発送前に手で確認、その場で手書きで連名にする、というのでもいいかもしれません。

スキルがあるなら、家族カードと個人カードを別々につくり、リンクさせるシステムを構築してもいいかもしれません。

そして、名簿管理の最大の問題は、誰が管理するか、です。
本人は、いちいち名簿を入力している時間はありません。しかし、誰かに丸投げしてしまうと、自分で操作できなくなります。結果、選挙のときだけしか使わない名簿になってしまいます。

国会議員であれば、秘書がしっかり管理してくれるのですが、市議会議員には、公設秘書はなく、私設秘書を雇うお金もなかなか捻出できません。

ベストは、本人が構築し、誰かに入力を依頼するか、家族の誰かが管理する方法だと思います。

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名簿の管理

ただの名簿を作るだけならば、電話帳を写せば、完了です。
しかし、この名簿は生きていません。選挙としての情報があまりにも少ないからです。
生きた名簿を作るには、さらに情報が必要です。そのひととの関係、その深さが必要です。

そのような名簿を作るにはデータベースソフトが不可欠です。

無理をすれば、年賀状ソフトでもどうにかなります。しかし、こういうソフトはあくまで、年賀状の管理、宛名書きをするために特化されているので、どうしても、もっとこうしたい、こういう機能はないの、不満がでてきます。

しかし、数十万円もする選挙専用ソフトを買う必要もないとわたしは考えています。

専用ソフトは機能が豊富です。選挙の様々な場面を想定した使い方ができます。しかし、選挙は千差万別です。地域、候補者が違えば、選挙の戦い方も変わってきます。そのため、選挙専用ソフトでも、あとあとから、こう手をいれたいと思うようになることも多々あります。ちょっと手をいれたくなっても、こういうソフトでは自分では難しい場合が多いようです。

では、自分でデータベースを構築する場合、どういう機能が必要でしょうか。

まず、宛名ラベル、ハガキ・封筒、と宛名をプリントアウトする。

次に様々な様式のリストの出力です。

また、こういったものを出力するときに、どういった人の情報を選ぶかの検索機能です。

ご覧の通り、通常のデータベースソフトで充分できることです。

では、データベースの基本、項目はどのようなものが必要でしょうか?

名字 名前 ふりがな 自宅郵便番号、住所、電話番号、ファックス、携帯電話、メールアドレス、勤務先郵便番号、勤務先郵便番号、勤務先住所、勤務先名称、肩書き、勤務先電話番号、勤務先ファックス

さらには、郵送物を自宅、勤務先、どちらに送るかの情報

最悪は、このあとに大きなメモ欄をとって、自由に情報を入れていけば、どうにかなります。

しかし、コンピュータというのは、使いやすく使いにくい点があります。たとえば、決起大会に出席した方のメモ欄に「決起大会出席」と入力していても、「蹶起大会出席」とミス入力があれば、このひとのデータは「決起大会出席」で検索してもヒットしません。ですから、データベースの機能をフルに使い、こういうことに関してはチェックボックスなどを作ったほうがいいでしょう。

また、候補者との関係は重要です。田中さんから紹介されたとか、高校の同窓とかは重要な情報です。電話するにしても、訪問するにしても、ひとこと「※※様からご紹介いただきました」とか、「同じ※※高校の出身です」というひと言がある、ないでは、先方の対応が変わってきます。

名簿の数が増えてくると、同じひとを複数のひとから紹介される、ということもあります。こういう場合、この欄には紹介してくださった方をすべて入れておいたほうがいいでしょう。

また、訪問したときの日時、感触をА・B・Cとか、○△×で入力できる欄があれば、便利でしょう。

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まず、揃えたいもの

仲間も集まり、後援会も設立しました。次は支援の輪を広げることになります。
その前に、とりあえず、必要なものを手配し始めないといけません。

・電話
自宅の電話、携帯電話でも充分ですが、後援会パンフレットに記載する電話は別回線のほうがいいと思います。選挙事務所ができるまでは、自宅が活動基地でしょうが、事務所ができれば、そちらに移転することになります。そうなったとき、パンフレットに書かれている電話番号が自宅のものだと、支援者からの連絡がとれにくくなります。番号を自宅と別にしておけば、その番号のまま移転するか、あるいは転送サービスにしておけば、そのままで連絡がつくようになります。

・住宅地図
いくら生まれ育った地域でも、市内すべての一本、一本の路地にまで精通しているひとは少ないと思います。「※※市すみれ台1丁目2番地34号」の山本さんのところを訪ねようとしたとき、すみれ台1丁目がどのあたりかはわかるかもしれません。しかし、2番地34号がどの筋を入った何軒目まではわからないことのほうが多いはずです。実際に行って、少しうろつけば見つかるかもしれませんが、そういう時間も積み重なれば大きな無駄です。そういうときに役立つのが住宅地図です。その日、まわるお宅の場所を事前にこの地図で確認しておけば、スムーズにまわることができます。一冊、数万と高価なものですが、選挙には必須です。ほぼどの選挙事務所でもゼンリンの住宅地図はあります。これがどれだけ使い込まれているかを見れば、日頃の活動も見えてくるものです。
最近は、電子地図もありますが、わたしはバインダータイプが一番、使いやすいように思います。
電子地図と名簿ソフト、事務所のメインPCと外に持ち歩くモバイルとをうまくリンクさせれば、ペーパーレスでいいかもしれませんが、これは最高だと思える統合ソフトをわたしはまだ見たことがありません。

・メガフォン
選挙には必勝法はありません。様々な活動のトータルが結果になるものです。
市議会議員選挙では、まったく街頭演説をしないで当選する候補者も数多くいます。
しかし、ここを見ているような方は、きっと若くてエネルギッシュなひとでしょう。そういうひとには、ぜひ、街頭でマイクを持って、政策を訴えて欲しいところです。
市議会議員選挙では、街頭演説がそのまま票に直結することは少ないかもしれません。しかし、訪問した先で「あ、いつも真面目に街頭演説しているひとですよね」と街頭演説と訪問のあわせ技で票になることもあります。
メガフォンの選択ですが、できれば、大きなものがいいでしょう。
個人的には、朝の駅頭などで大きなボリュームで演説するのはあまり好きではありません。聞こえる最小限でいいと思っています。しかし、大は小をかねるといいます。いざというときに大きな音も出せるもの、それとワイヤレスマイクに対応しているものがいいでしょう。
街宣車の手配はまだ先になるでしょうが、街宣車の音響システムとマッチングしたものを選んでおけば、選挙のとき、一本のワイヤレスマイクで、街宣車のスピーカーとメガフォン、ふたつから同時に音を出すことも可能です(公職選挙法で、拡声器は1セットに限るという文言にギリギリ触れるか触れないかのところですが)

http://www.toa.co.jp/products/ic/megaphone/megaphone_03.htm
http://www.unipex.co.jp/wirelessmega.html

・名簿ソフト

・名刺 後援会パンフレット

この二点は、かなり書くことがあるので、次の機会で

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後援会設立

よし、市議会議員を目指そう、そう決意したならば、まずしないといけないのが後援会の設立です。

え? 会長を決めたり大変じゃない。後援会なんてあとでもいいじゃないの?

そんなに仰々しいものではありません。これはあくまで形式的なものです。
日本の選挙制度の難しいところなのですが、選挙期間以外で選挙活動はできないのです。選挙が始まるまでは、あくまで【後援会活動】、【後援会の組織拡大のための活動】なのです。

そのため、選挙が始まるまでは、投票依頼はできません。古い言葉ですが、「清き一票をお願いします」とか、「市議会議員選挙に立候補します。投票してください」と投票のお願いすることはできません。特に手紙等、文章では留意してください。紙だと証拠が残ります。このあたり、後援会パンフレットの説明で詳しく書けたらと思います。

きちんと組織として機能する後援会が立ち上げられそうになれば、そのとき、改めて、そちらは立ち上げればいいのです。まずは、活動するための後援会を作るのが先決です。

後援会の設立には、選挙管理委員会に届け出が必要です。

では、そのためになにをするか?

まずは名称ですが、これは後援会パンフレットの制作とのかねあいがあります。
現職の市議会議員の後援会パンフレットならば、※※市議会議員 山田一郎と書けます。しかし、新人の場合は、議員どころか候補者でもありません。「山田一郎と※※市再生を目指す会」などのように、市政、市議会議員を連想させる名称がいいと思います。

次に所在地の選定、代表者、会計責任者、会計責任者の職務代行者、この三人の選任です。

まだ事務所もありません。国会議員や県会議員と違い、多くの市議会議員は後援会事務所(選挙事務所とは別です。常設の事務所のことです)を持たないひとが多いです。ですから、所在地は自宅住所でいいでしょう。

後援会会長と代表者は別者です。代表者は候補予定者でいいと思います。会計責任者、会計責任の職務代行者は【7人の仲間】の誰かにお願いしたいところです。

ただ、このときはっきりしておきたいのが、名前を借りるだけなのか、実際に会計の実務をお願いするか、という点です。

後援会、政治団体は、毎年12月で会計年度を締め、その一年間の収支報告を翌年の3月末までに報告書として当該選挙管理委員会に提出しなければなりません。この実務を誰がするのか、はっきりさせておかないと、提出の間際でごたごたすることになりかねないので、しっかりと確認しあっておくべきでしょう。
また、この3人については住所、電話番号、生年月日、選任年月日が届け出のときに必要になります。

そして、もうひとつ、必要なのが会則です。

これもあくまで形式的なものです。ここであまりに窮屈なものを作ってしまうと、大変なことになります。

本来、こういった会則であれば、役員の選任・解任方法、役員会・総会の開催方法等、しっかりと記す必要がありますが、今はあくまで活動するための形式的な後援会です。

インターネットで「後援会 規約」を検索すると参考になるものが見つかると思います。

以上が決まれば、市(市議会議員の後援会、政治団体は市の管轄です。県会議員なら県です)の選挙管理委員会に赴き、「政治団体、後援会を設立したい」と言えば、「政治団体設立届」をもらえます。あとはこれに記入し、代表者の印を捺し、規約を添えて提出するだけです。

届け出用紙にある「団体の種別」は「その他の政治団体」、政令指定都市以外の市議会議員の場合、「主たる活動区域」は立候補予定の市、「税制上の優遇措置の有無」はなし、ですが、一応、選挙管理委員会の窓口で確認してください。

なお、ここまでの作業のなかで、一度は【7人の仲間】、全員が集まる機会があったほうがいいと思います。

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できるなら、こんな7人の仲間に

「よし、わかった。全力で応援しよう」と言ってくれているひとです。まだ、スタートしたばかりの活動です。あまり贅沢は言えません。

しかし、可能ならば、この7人はこんなひとを選んで欲しいというのがあります。

もし、この7人が小学校、中学校、高校とずっと同じ学校に通った仲間であれば、気心もしれていて、やりやすいかもしれません。しかし、経歴が似通っているということは、それぞれの知りあいも似通っているということではないでしょうか?

そうなると、支援、応援の輪がなかなか大きく広がりません。

これまで培ってきた人脈のなかでそれぞれ違うグループのひとを集れることができれば、そのひとの人脈を広げることで輪が急速に大きくなりやすいと思います。

最初に顔あわせしたときは、多少、ぎくしゃくするかもしれません。しかし、この7人には【ひとりの人物を当選させる】という共通の目標があるのです。必ず、ひとつの方向へと歩み始めるはずです。そもそも、この7人の心をひとつにすることこそ、候補者本人の力量です。

そして、もう一点。

このなかでひとりは、選挙期間中、選挙事務所に張り付いて欲しいところです。

選挙が始まれば、候補者本人は一秒の時間を惜しんで支援を訴えて走り回ることになります。その間、選挙事務所をしっかりと守るひとが必要なのです。

選挙のときには、さまざまな情報が行き交います。その情報の交通整理をする役がいないと混乱しかねません。「これは候補者に確認するべきだ」「これは早急にスタッフで処理しなければ」と判断できるひとであれば、最高です。

サラリーマンが丸々一週間、有給をとるのは難しいでしょう。自営で多少は無理できるひとがいれば、言うことなしです。

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2006年5月10日 (水)

七人の侍ならぬ七人の仲間

そろそろ、具体的な必勝法を書き始めないと、タイトルに偽りありになりそうです。

必勝への第一歩、それは【7人の仲間】を集めることです。

「わかった。あなたの志に賛同する。あなたをバックアップしよう」と本気で応援してくれるひと、選挙活動を手伝ってくれる仲間を作ることです。

絶対に7人である必要はありません。5人でもいいかもしれません。もちろん、10人でもいいです。

しかし、こういう仲間を集められないようであれば、立候補するかどうか、考え直したほうがいいかもしれません。

公職選挙法では、街宣車の運転手、車上運動員(いわゆるウグイス嬢)、事務員、労務者(選挙運動に直接、関わらない作業をするひと)を雇うことができると書かれています。

ということは、お金さえ払えば、7人の仲間がいなくても選挙の形はできます。

現在、民主党で活躍している某衆議院議員の最初の選挙のときは、妹さんとふたりでのスタートだったそうです、選挙中、ひとがいないため選挙事務所は留守になり、携帯電話を持ち込んだ街宣車が事務所のようにだったと笑っていました。

しかし、これは93年の新党ブームのときの話です。
急な選挙となり、仲間、スタッフが集まらなかっただけです。

しかし、市議会議員選挙でこのような選挙をしていては、当選は難しいでしょう。

え? 2000票さえ積み上げればいいじゃないの? そのくらい、俺(わたし)ひとりで出来るよ。
そんな声が聞こえてきそうです。

そう思うひとにわたしから質問です。

7人の仲間を集めることができないひとが、2000人から票をもらうことが可能でしょうか?

さすがに、選挙活動を手伝うことに比べれば、ハードルは低いでしょうが、わざわざ投票所に足を運び、投票するには、それなりの動機づけが必要です。

仲間を口説き選挙に巻き込む力がないひとが、投票してもらうよう、2000人を口説けるでしょうか?

まずは、自分のことように選挙を応援してくれる仲間を集める、これが当選への第一歩だとわたしは考えています。

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もしも小泉総理が……

小泉総理がもしも市議会議員選挙に立候補したら?
最近、話題のニュー・フェイス、杉○タイゾー議員がもしも市議会議員選挙に立候補したら?

数万票を獲得してトップ当選?

わたしは、ともに苦戦すると予想します。

知名度や人気だけでは勝てないのが市議会議員選挙です。

(政令指定都市以外の)市議会議員選挙は大選挙区制度です。ひとつの市がひとつの選挙区となり、数十人が当選する選挙、それが市議会議員選挙です。

各候補者、特に現職議員たちは確実に自分の票を固めています。それぞれの現職議員たちが固めた票を併せると、ざっと全有権者の半数近くになることでしょう。これらの票はなかなか、他の候補へ浮気しません。「いや、今回は小泉さんに入れたいと思ってるんです」と支持者が言おうものなら、候補者は「小泉さんは黙ってても勝てます。うちは小泉さんのお陰で苦しい選挙です。今回もお願いしますよ」と切り返すことでしょう。

ひとつの選挙区からひとりを選ぶ小選挙区とは違い、大選挙区では複数が当選します。有権者も複数、投票したいと思う候補者がいたりします。地域で商売をしている人ならば、何人もの市議会議員と面識があります。そうなると、最後は直接、お願いした者のほうが有利です。それが日本的な風土です。

結果、小泉候補なり、タイゾー候補は、残り半分の有権者から票をかき集めることになります。残りのひとはなかなか市議会議員選挙には足を運ばないひとたちです。ということで、大勝利の可能性は低く、苦戦する公算が高くなるのです。


若さを武器にふわっとした選挙をすれば、苦戦は必至です。
選挙中、街宣車で「若さでこの市を変えます」と訴えるだけでは、市議会議員選挙は勝てません。

まずは、しっかりと票を積み重ねていく。支援の輪を広げていく。そのひとつの手段が街頭演説であり、支援者訪問なのです。

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簡単そうで難しい市議会議員選挙

衆議院議員総選挙の多くの比例区では8万から10万票で当落が決します。市議会議員は2000票前後。数百票で当選する小さな市もあります。

また、市議会議員、県会議員を経て、国政の場に出ていく政治家も数多くいます。

ということは、市議会議員選挙で当選することは簡単なのでしょうか?

否。
わたしは、ともに違う難しさがあると思っています。

ひとりの候補者が10万人、ひとりひとりに直接、政策を訴え、ひととなりを理解してもらうのは物理的に不可能です。
そのため、国政選挙では組織の力がものを言います。
また、国政選挙となれば、マスコミも日々、取り上げます。新聞の地方面には各候補者のアンケート、インタビューや選挙活動の様子が掲載されます。また、テレビでは各党の論客を集めてのテレビ討論や各党党首の動向が映し出されます。
有権者は、候補者本人のことはわからなくても、どの政党の候補者か、ということで選択することが可能なのです。

わたしは、過去に二度、選挙期間もふくめ、一ヶ月で衆議院議員選挙で勝利したことがあります。勝因は風です。

93年の新党ブーム、05年の小泉フィーバー、過熱ともいうべきマスコミの報道、候補者名よりも政党名が有権者を動かした選挙でした。

しかし、市議会議員選挙では、まず、風は吹きません。
(議員の多数に問題があり、議会が解散、出直し選挙となれば、新人候補者には追い風になりますが)
マスコミでは、選挙が始まった程度の扱いです。新聞の地方面に候補者全員の顔写真、氏名、略歴が載るだけです。

組織がない候補者は一票、一票を積み上げていくしかないのです。

国政選挙は、組織という大まかな票を積み上げ、その一方で、浮動層へ投網を投げるような選挙です。
一方、市議会議員選挙は、一票、一票、一本釣りで釣っていく選挙なのです。

ということは、反対に言えば、目標の票数まできっちりと票を積み上げていくことさえできれば、市議会議員選挙では勝てるのです。


衆議院議員選挙では、どんなに頑張っても、相手候補に風が吹けば負けてしまうことがあります。

しかし、市議会議員選挙では、しっかりと準備し、活動していけばいくほど、確実に勝利へと近づいていけるのです。

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2006年5月 9日 (火)

一味違う投票率の読み方

【選挙の記録】には開票結果だけではなく、投票の状況も記されています。

選挙の投票は数十ヶ所の投票所で行われます。この各投票所の投票率まで【選挙の記録】には書いてあります。

さて、問題はこのデータをどう使うかです。

前回、さらっと触れましたが、【選挙の記録】には、市議会議員選挙だけではなく、衆議院議員選挙、参議院議員選挙での当該市の投開票のデータも収録しています。

各投票所での、衆議院議員選挙と市議会議員選挙の投票率を比べるとある程度、地域の色分けができるはずです。

ほとんどの地域で市議会議員選挙よりも衆議院議員選挙のほうが投票率が高くなっていると思います。しかし、そのなかでも差が大きい、小さいがあるはずです。

差が大きいのは新興住宅地やマンションが多い地域ではないでしょうか?

たとえば、転勤族のひとにとって、その市は一時期の住処でしかないためになかなか愛着を持てないのではないでしょうか? また、その地域に個人のネットワークがないため、誰に入れていいかという情報がなく、選挙に行くに行けないのだと思います。

市議会議員選挙には行かないが、衆議院議員選挙に行っている地域というのは、新人候補者にとっては票田に見えるかもしれません。しかし、その地域で街頭演説をしただけでは、票に繋がらないでしょう。後援会パンフレットを配っただけでは、票に繋がらないでしょう。もともと、市政に興味がないひとです。もし、その地域の票の獲得に乗りだすなら、それなりの覚悟が必要です。

市議会議員と衆議院議員選挙は違います。票の獲り方も違っているのです。

そのあたり、次回から書いていこうかと思います。
(せっかく手に入れた【選挙の記録】にはまだ、見ていただきたいページがあります。それはまた別の機会に)

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まずはターゲット設定

立候補してみようかな、と思ったら、まず、手に入れて欲しいのが、市町村の選挙管理委員会が発行している【選挙の記録】です(選挙のあゆみとか、名称は各市町村で異なるかもしれません)。選挙管理委員会に充分な在庫があればもらえることもあります。また、多くの市町村立の図書館には置いてあります。

数ミリのこの冊子一冊には、過去数年の国政選挙、地方選挙のデータが記されています。

一番に見ていただきたいのが、過去の選挙の開票結果です。そこから、当選に必要な票数がわかります。少なくとも前回の最下位当選の候補者(議員)よりも多く得票しなければなりません。ただし、その票数をそのまま目標にしては当選は難しいでしょう。

多くの場合、再選を目指す議員は、前回よりも多くの票を獲得しようとします。現職議員にとって、選挙は当落だけはなく過去四年間の議員としての成績表の意味もあります。しっかりと活動していれば、票は増えるはずですし、いい加減な活動をしていれば、票は減ってしまいます。また、前回、下位でからくも当選した議員は危機感を持っていますから、票を増やしてくるでしょう。

また、近年、各議会では、行政の財政赤字を鑑み、定数(当選する議員の数)を減らす方向になっています。定数が減れば、当然、選挙は激戦となり、当選ラインはあがります。議会事務局に問い合わせれば、定数削減条例の動きがあるかどうかわかると思いますし、すれでに可決していれば、選挙管理委員会も把握しているはずです。

厄介なのが、平成の大合併です。市町村合併があった地域では、過去のデータがほぼ役に立ちません。人口、地域性、定数が近い他の市町村のデータを参考にするのもひとつかもしれません。

いずれにせよ、目標は、当選ギリギリではなく、真ん中あたりをターゲットにするのがいいのではないでしょうか。新人がいきなりトップ当選を目指しても、無理な目標であれば空回りしてしまうこともあります。その目標数字が表に出れば、「生意気なヤツ」と反感を買うこともあります。かといってギリギリのところの設定では、目標を達成しても当選に届かないこともありえます。ちょっと無理かな、と思えるくらいの目標ga
緊張感を持続させるのではないでしょうか?

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当選するひと、落選するひと

無敗の選挙の達人などと、わたしは自分を誇張しません。
何度かは苦杯をなめました。落選決定の瞬間、落胆する候補者をこの目で何人か、見てきました。そこから、当落をわけるのは、これかなあというのがおぼろげにわかってきました。

結論は……え?そんなこと?と言われそうですが……
ズバリ、【やる気がある、ない】です。
やる気!元気!い○き!じゃないですが、どうしても精神論になってしまうのです。

立候補するのですから、それは、誰でも【やる気】はあることでしょう。しかし、ギリギリのところで、その【やる気】がどれだけあるかで勝負がわかれるとわたしは考えています。

選挙となれば、多くの人に無理をお願いし、巻き込んでいくことになります。投票をお願いするだけではありません。選挙の手伝い(ポスター貼り、電話かけ、友人・知人の紹介……etc.)をお願いするとき、本人から【やる気】オーラが出ていないと、なかなかひとは動いてくれません。
また、紹介された先を訪問したとき、先方が冷たい反応(ときには水をかけられたりすることも)だと、次の訪問先へ向かう足は、どうしても重くなるものです。家に帰ってふて寝したくもなることもあるでしょう。それでも、次のお宅のインターホンを鳴らすのは、やはり【やる気】だと思います。
さらに言えば、選挙戦となれば、体力勝負です。朝、五時くらいには布団からはいずりでて、朝の駅頭演説に向かわなければなりません。早起きしたからといって、夜、早く寝ることはなかなか許されません。夜にしか会えない支持者もいるでしょう。スタッフとの打合わせも必要です。その上、寝ようとしても不安で寝つけない夜もあることでしょう。【やる気】のエネルギーがなければ、挫折してしまいます。

それでは、その【やる気】の源泉は何なんでしょうか?

それは当選の向こうに待っているもの、当選の先に見つめているものだと思います。
ただ、漠然と「議員になりたい」「選挙に勝ちたい」ではなく、当選後、議員になったときになにをするか、なにをしたいのか、それが明確にあるひとは、あとは邁進していくだけです。それが【やる気】として、多くのひとを動かす、そして、当落をわける、それがわたしなりの答えです。

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2006年5月 8日 (月)

実際に議会へ行こう

国会ならば、ときおりNHKで中継されています。
また、衆参両院のホームページに行けば、ストリーミング中継を見ることができます。
ダイジェストであれば、ニュースでも流れます。

ということで、ほんどのひとが少しは国会を見たことがあるはずです。

それでは、市議会を見たことはあるでしょうか?
市議会なんていつ、どこでやっているの?と思う人が多いのではないでしょうか? そもそも、市議会なんて傍聴できるの?と思う人もいらっしゃることでしょう。

市議会は傍聴できます。
ほとんどの市町村では、一枚の申請書を書くだけで傍聴できます。

ただし、市議会は一年中やっているというわけではありません。基本的には3月、6月、9月、12月に10日から2週間程度の日程で開催されます。
市役所のなかにある議会事務局に問い合わせれば、詳しい日程を知ることができるはずです。

6月まで待てない。議会でどんな議論がされているのか、今すぐ知りたい方は、議事録を読むのもひとつの手です。市立の図書館や議会事務局に問い合わせるか、あるいは議会事務局のホームページにアクセスすれば、議事録が閲覧できます。

議会を傍聴、議事録を閲覧して、唖然とするひとがいることでしょう。
「えええ? 議会って偉そうにしてるけど、この程度の議論しかしてないの?」

確かに立派な議員さんも数多くいます。
しかし、同時に、こんな話しあいにわたしたちの税金を使うな、と叫びたくなる議員もちらほらいるのも事実です。また、四年の任期中、一度も議会で発言しない議員も存在していたりするのです。

地方行政は、いわば大統領制です。
議会、議員は行政をチェックするのが、最大の仕事です。
議会で発言しなくても、日々、市民と役所の職員のパイプ役になり東奔西走している議員もいるかもしれません。しかし、そういった活動の先で、正式に行政サイドから議会で言質をとる、というのも、議員の重要な仕事だとわたしは思っています。

こんな議員たちに任せてはおけない、自分で立候補すると思ったあなた、どうかはやまらないでください。
議会活動は苦手でも、選挙は得意中の得意な議員はごまんといます。そんな現職議員に立ち向かうには、それなりの準備が必要です。

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議会へ行こう

統一地方選挙の投票日まで残すところ11ヶ月。
今からでも充分に間に合う(かもしれない)選挙術を。

このブログの基本コンセプトは市議会議員選挙(政令指定都市はのぞく)への道です。

国会議員、都道府県議会議員、政令都市の市議会議員になるには、政党の推薦、公認がなければまず無理です。推薦、公認を得られれば、当然、政党からの指導等があるでしょうから、こんなところを見る必要はありません。

町会議員、村会議員の選挙では、その地域性により、地縁、血縁がないとどうにもならないことが多いようです。

よって、ここでは今からでも当選が望める(かもしれない)一般市の市議会選挙を想定して書いていくつもりです。

すでに立候補の志を胸に持つあなた、ここをたまたま見て興味を持ち、できるかな?と思ったあなた、よろしければしばらくの間、お付き合いください。

巷にあふれる選挙本とはひと味もふた味も違う選挙術をご紹介させていただきます。

かくなるわたしも、選挙のたびに何冊ものノウハウ本を読みましたが、なかなか痒いところに手に届くものはなかったというのが偽りなき感想です。

15年間、選挙の現場の最前線で身につけたノウハウ、さあ、受け取ってください。

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